小西詠斗、岩瀬洋志と初共演で“美しさ”に驚きつつ安心も「20歳らしいかわいらしさも見えてきて…」『タカラのびいどろ』

ドラマ
2024年06月24日
左から)岩瀬洋志、小西詠斗

岩瀬洋志×小西詠斗がW主演を務める、ドラマ『タカラのびいどろ』(BS朝日ほか 毎週月曜 午後11時24分~ほか)の放送直前制作発表が6月24日(月)に開催。岩瀬と小西が登壇した。

「BLアワード2024」BLCD部門第1位、「BLアワード2023」コミック部門にて第3位、さらに国内最大級電子コミック配信サイト「コミックシーモア」主催『みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2023』のBL部門賞を受賞した、鈴丸みんた原作の「タカラのびいどろ」が、Z世代から大人気の若手俳優・岩瀬洋志と小西詠斗をW主演に迎えて実写ドラマ化。7月1日(月)よりCBC、BS朝日、RKB、HBC、tvkほかにて放送、TVerにて見逃し配信、Leminoでは見放題独占配信が行われる。

そんな本作の放送直前制作発表が6月24日(月)に開催され、W主演を務める岩瀬と小西が登壇。2人は本作が初共演となるが、岩瀬は小西について「本当に優しいお兄さんという印象です。脚本の読み合わせの時からサポートしてくださって…。最初はずっと敬語だったのですが、役では僕の方が年上なのもあり“敬語じゃなくていいよ”と言ってくれ、そこからタメ口で話すようにもなって。そんな感じで、すごく小さなことにもすぐ気づき、いろいろ気遣ってくれました」と感謝を。

一方の小西は、岩瀬について「第一印象は男前やなと。本当にイケメンですよね。僕、今までの人生でここまでの“美”に出会ったことないなと思って(笑)。しかも、20歳でこの完成されたビジュアルですし…。しかも、僕が20歳の時だったら考えられないぐらいしっかりしていて、周りも見えますし、気配りもすごくて。でも、撮影が進んで仲が深まっていくうちに20歳らしいかわいらしい一面も見えてきて、なんかいいな、うれしいなと思いました」と笑みを浮かべた。

岩瀬洋志

初主演作となる本作のオファーを受けた時の心境を、岩瀬は「自分が主演をやらせていただけるとは思っていませんでしたし、今までは学園ものだったり、アクションをしたりということが多かったので、恋愛ものというのも驚きでした。さらには、役だと僕の方が(小西より)年上だったので、そこに関してもちょっとびっくりしましたね」と告白。

そんな岩瀬に対し、小西は「先輩に見えたよ。やりやすかった」と声を掛けつつ、「僕は今までBL作品にあまり触れたことがなかったのですが、今回初めて読ませていただいて、シンプルにラブストーリーとしてめちゃくちゃキュンキュンしました。大進の友人をはじめ登場人物にも全く悪い人がおらず、すごく平和で、どんな方が見ても楽しめるような物語だなと思います」とにっこり。

「また、原作では描かれていないシーンもドラマにはいくつかあるので、僕自身すごくワクワクして。どんな撮影になるんだろう、こうしよう、ああしようっていう想像力を働かせながら、楽しみながら台本を読ませていただきました」と振り返った。

小西詠斗

それぞれ演じる役について、“クーデレ先輩”宝役の岩瀬は「第三者から見たらぶっきらぼうでそっけなくて、“クーデレ”とは言われていますが、たぶんデレな部分はあまり見えません(笑)。どちらかというとクールな先輩という感じなのですが、宝がそうなったのには1つひとつ理由があって。小さい頃の記憶や周りの環境、親や友達…といろいろなことが関係しているんです」と。

「そんな彼が大進によって影響されていく、そんな関係性を描いてるのがこの作品なので。それを表現するにはまず宝の人生を知っておかなきゃいけない、と思いました。そういう意味では僕自身も1人っ子でおばあちゃん子なので、宝に共感できる部分がたくさんあり、役としてはすごく落としやすかったといいますか、特徴を捉えやすかったなと感じています。あと、自分が意識していたのは目元ですね。宝の切れ長な目を体現することを意識していました」と、自身との共通点も交えながら熱弁した。

続けて、“年下方言後輩”大進役の小西は「大進は宝とは真逆なのかな。見た目はふわふわしていてかわいらしいのですが、すごく芯が強くて真っすぐで。人とあまりうまくコミュニケーションが取れず、目も合わせられないような子なのですが、大事なことを言う場面ではしっかり目を見て話せたり…」と。

さらに「今回は大進の成長物語でもあるのかなと思ったので、1話から10話までどう成長のグラデーションを付けようかっていうのを考えながら演じました。あと、分かりやすいところで言うと博多弁! これまで聞きなじみのない方言だったのでかなり苦戦したのですが、本読みの段階から方言指導の先生が丁寧に1つひとつ教えてくださって。撮影中盤にはプライベートでも自然と博多弁が出てくるようになって(笑)、それはすごくうれしかったです」とも明かした。

岩瀬洋志

そんな小西演じる大進の博多弁について、岩瀬は「僕は関西出身なのですが、方言がすごく好きなんです。ただ、周りに博多弁を話す人がいなかったのですごく新鮮でしたね。せりふを読んでいて“あ、今違うかな?”となったらすぐに確認したり、熱心に練習していて、すごく頑張っているなと思いました」とその努力を絶賛。「一緒に福岡行きませんか? 博多に。本場でぜひ博多弁を披露してください!」と小西を旅へと誘っていた。

なお、撮影の合間でのエピソードを問われると「格闘技見に行こう、みたいな話はしていたよね。僕が最近格闘技を見るのにハマっていて。もうずっと毎日のように話していました(笑)。あと僕、音楽も好きで洋楽をよく聞くんですけど、それを共有したりとかして」と岩瀬。

続けて、小西が「撮影終わりに一緒に2人で焼肉に行ったり、深夜にラーメン食べに行ったりしたね」と話すと、岩瀬は「(小西が)ラーメン行くのめちゃめちゃ嫌がってたんです」とチクリ。それに対し、小西が「だって深夜に撮影が終わって、すごく眠たいのに、ラーメン行こうってずっと言ってくるんです!(笑)」と反論しつつ、「次の日オフだったので、どうしても行きたくて…」という岩瀬を「でも、おいしかったよ。行って良かった」となだめる、兄弟のような姿も見せた。

小西詠斗

最後は、小西から「ドラマ『タカラのびいどろ』がより良い作品になるよう、そしてたくさんの方に見ていただけるよう、キャスト、スタッフ一同で力を合わせて必死に作り上げてきました。この夏、ぜひたくさんキュンキュンして、楽しみながら見ていただけるとうれしく思います」とあいさつを。

岩瀬も「この作品はすごく思い入れのある作品で、初主演ということもあり、2人で毎日いろいろ考えながら話し合って作ってきて、スタッフの皆さまと一緒に作り上げてきた作品なので、多くの人に見ていただきたいなという気持ちでずっと頑張ってきました。このドラマを見て、これまで以上に心温まる夏にしていただけたら」とアピールし、会見を締めくくった。

左から)岩瀬洋志、小西詠斗

番組情報

『タカラのびいどろ』

<配信>
Lemino:2024年7月1日(月)午前10時~見放題独占配信

<放送>
BS朝日:2024年7月1日(月)午後11時24分~
テレビ神奈川(tvk):2024年7月1日(月)午後11時30分~
RKB毎日放送(RKB):2024年7月6日(土)深夜1時28分~
HBC北海道放送(HBC):2024年7月6日(土)深夜1時28分〜
CBCテレビ(CBC):2024年7月7日(日)深夜0時50分~

番組公式HP:http://takara-no-vidro.com/

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