10月16日(水)にスタートする『相棒 season23』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時~9時54分)の「相棒season23スペシャルライブ配信」が行われ、水谷豊、寺脇康文、加藤清史郎が登壇した。
2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、濃密で骨太なミステリーを次々と世に送り出してきた『相棒』。本作の『season23』で、杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が通算10シーズン目という節目を迎える。配信では、3人が『相棒』ならではのゲーム&クイズに挑んで盛り上がったほか、撮影秘話を披露した。
配信は、現在『相棒カフェ』を展開中のテレビ朝日本社1階アトリウム内「EX GARDEN CAFE(イーエックスガーデンカフェ)」から行われ、水谷と寺脇はアトリウムに飾られた巨大な“相棒フォトパネル”にサインをしながら登場。続いて、カフェの“店長”に扮して加藤が会場に現れて3人がそろうと、YouTubeやSNSでは「右京さん、カッコいい!!」「大好きな名コンビ」「清史郎君、大人になったね!」など大興奮のコメントが飛び交った。
今回のライブ配信では、現在23歳である加藤と、23回目のシーズンを迎える『相棒』の歩みを年表で振り返るトークコーナーを展開。加藤は今回の『初回拡大スペシャル』がシリーズ3回目のゲスト出演となるが、右京×薫の黄金コンビとの共演は初めてで、寺脇と初対面を果たしたとき「本物の亀山薫だ!」と大興奮した秘話を明かした。
「このお二人のコンビは物心ついたときから見ていたので、“本物の相棒だ!”という気持ちがものすごく強くて…俳優にあるまじき言葉ですが、ごあいさつの次に“本物だー!”と言ってしまいました」と撮影時の心境を語った。そんな加藤に対し、水谷は「“人間ってこうやって成長するんだな”というのがよく分かるような、三度の出会いでした」と、共演のたびに成長を感じさせる加藤を称賛した。
今回の配信で最もファンが盛り上がったのは、「真の相棒はどちらだ!? 水谷さんと以心伝心ゲーム」。加藤が演じる警察官・高田創は『season16』第19話「少年A」(2018年3月放送)で無戸籍児だったところを右京によって救われ、警察官になったキャラクター。彼はひそかに右京に憧れ、ゆくゆくは相棒になりたいと願っている。このゲームでは、その設定にちなんで、寺脇と加藤のどちらが水谷のことを理解しているか、“お題”に対する水谷の答えを寺脇と加藤が予想していく。
ところが、「無人島に一つだけ持っていくなら?」「今、10連休あったら何をする?」「ロケ弁でテンションが上がるおかずは?」というお題を出したところ、加藤が水谷の回答を2問続けて当て、寺脇が窮地に陥る展開に。 “真の相棒”の座が揺らぎ、「もうダメじゃんオレ…。これ、相棒交代?」と焦る寺脇だったが、逆転チャンスが付与されたラストのお題「撮影現場でスタッフに驚かれることは?」で、寺脇が「グータッチ」と回答して見事正解をゲットし、相棒らしいコンビネーションを最後に披露した。
この“グータッチ”とは、毎日、撮影開始&終了時に水谷がスタッフ全員とかわす恒例のあいさつだが、水谷は「あるときロケ先でスタッフの皆さんとグータッチしていたら、一人新しいスタッフさんがいらっしゃったんです。軍手をつけていたので“照明部ですか?”と聞いたら、なんと近所の八百屋さんが紛れていたんですよ(笑)」という仰天エピソードを明かし、2人が大爆笑するひと幕も。
また、全国の『相棒ファン』から寄せられた質問に3人が回答する企画「視聴者から“1つよろしいですか?”」というコーナーも。「なぜ水谷さんはチャーミングなのですか?」という質問には、「僕にも答えられません(笑)」という水谷に代わって寺脇が「豊さんはスタッフさんのことをすごく考えていらっしゃる。例えば“それは本当ですか?”という右京のせりふがあったとしたら、テストのとき、“マジか?”と右京らしくないことを言ってスタッフをドッと笑わせ、楽しませる…。そういうおちゃめなところがあるんですよ」と、水谷のチャーミングすぎるエピソードを暴露した。
さらに、「初回拡大スペシャルで注目してほしい場面は?」という質問に、加藤は「高田創は成長して警察官になってはいるのですが、ふとしたときにあのときの彼の“強さ”が出ているシーンがあると思うので、“少年A”が垣間見えるシーンを見ていただけたら」とアピール。水谷もまた「右京と薫は思わぬところで清史郎君演じる高田創くんと出会うのですが、そのときの彼の顔がものすごく印象的。何を考えているかちょっと分からない…そういう表情が魅力的でした」と加藤の演技を絶賛した。
このほか、昨年のライブ配信でも大好評だった「クイズ!サブタイトルが気になるのが、僕の悪い癖」コーナーも。これは『相棒』の歴代サブタイトルに注目したクイズ企画で、実在しないサブタイトルを選ぶ問題が出題されたが、水谷は昨年に引き続き今年も余裕の全問正解。相棒ファンからは「さすがすぎる、右京さん!」「カッコいい!」の声が上がった。
最後に水谷が「我々は多くの皆さんに楽しんでもらいたいという思いで日々撮影しているのですが、実際なかなかそれを感じられる機会がないんです。今日は、皆さんがこれだけ喜んでくださっていることを実感できてうれしい日でしたね。ありがとうございます」と画面に向かって語りかけると、視聴したファンからは「右京さん楽しかったです」「すてきなひとときをありがとう!」など感謝の言葉が殺到した。
『相棒season23 スペシャルライブ配信』のアーカイブは、テレビ朝日YouTube公式チャンネルで公開中。TELASAでも後日、無料で配信予定。
アーカイブ配信情報
テレビ朝日YouTube公式チャンネル:https://www.youtube.com/live/5ggSCQMc0gI?feature=shared
TELASAサービス概要:https://navi.telasa.jp/
TELASA配信ページ:https://www.telasa.jp/freemium
初回拡大スペシャル「警察官A」あらすじ
杉下右京(水谷豊)が「警視庁150年史」のまとめを命じられる中、元・国家公安委員長で現在は衆議院議員を務める芦屋満(並樹史朗)が殺害される事件が発生。さっそく臨場した右京と亀山薫(寺脇康文)は、一課の捜査を横目に動きだす。
いっぽう、事件を受けて、政治の中枢にも衝撃が走っていた。「キングメーカー」の異名を持つ与党幹事長の利根川吉伸(でんでん)にとっては、支持率が低迷する総理大臣の藤原龍一(柴俊夫)に見切りをつけようとしていた矢先の青天の霹靂。また、内調のトップである社美彌子(仲間由紀恵)から一報を受けた藤原も、解散総選挙という窮余の策を封じられ、ショックを隠せないでいた。
現場に残された手掛かりを追っていた右京と薫は、思わぬ人物と遭遇する。それは、かつて右京が事件を通じて知り合い、新たな人生への一歩を手助けした高田創(加藤清史郎)という青年だった。現在、警察官として地域課に勤務する高田は、付近で不審な人物を見掛け、追い掛けていたという。高田の情報から新たな手掛かりを得た右京と薫は、手分けして事件を追うことに。今回の捜査に前のめりの高田は、同じ交番勤務の先輩・仁科征司(内野謙太)との関係も良好で、すっかり警察官の顔になっていた。しかし、その後、事件は異様な展開を見せ始める。今から約150年前、警察黎明期に起きた、時の内務卿・大久保利通暗殺など、当時の緊急事態をなぞるかのような重大な事件が次々に起きて…。
番組情報
『相棒 season23』
テレビ朝日系
2024年10月16日(水)スタート
毎週水曜 午後9時~9時54分/2クール
<出演>
水谷豊、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇
田中隆三、松嶋亮太、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二 ほか
<スタッフ>
エグゼクティブプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)
プロデューサー:髙野渉(テレビ朝日)、西平敦郎(東映)、土田真通(東映)
脚本:輿水泰弘 ほか
監督:橋本一 ほか
音楽:池頼広
制作:テレビ朝日/東映
『相棒カフェ』開催概要
開催期間:2024年10月11日(金)~11月10日(日)
営業時間:9:30~19:00(ラストオーダー18:00) ※相棒メニューは11:00~
場所:EX GARDEN CAFE(東京都港区六本木6-9-1 テレビ朝日本社1階 アトリウム内)
※コラボフード・デザートをご注文の方にはペーパーランチョンマット、コラボドリンクをご注文の方にはコースター(全2種)からランダムで1枚をプレゼント
WEB
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