高田里穂の初座長ぶりを渡部秀が絶賛「まだ見ぬ可能性があり、底が見えないなと」『バツコイ』記者会見

ドラマ
2024年10月18日
真夜中ドラマ『バツコイ』
真夜中ドラマ『バツコイ』左から)渡部秀、高田里穂、井上想良

10月19日(土)にスタートする真夜中ドラマ『バツコイ』(BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分/テレビ大阪 深夜0時55分~1時25分)の記者会見が行われ、高田里穂、渡部秀、井上想良が登壇した。

本作は漫画家・月子氏による人気マンガ「バツコイ」(講談社「Kiss」所載)を実写化したビターな泥沼ラブコメ。自由恋愛を好む、強気な肉食系美人弁護士・カホリ役は、今回が連ドラ初主演の高田里穂。さらに、離婚交渉中の身でカホリに魅了され関係を持ってしまう既婚者の高校教師・砂後谷を渡部秀、カホリが出会うイケメン不動産営業マンの江遠晃記(コウキ)を井上想良が演じる。

カホリと同じく自身も気が強そうに見られることが多いという高田は「意識的に強気に見せるというよりは、自分が持っているものを表現できればと思って演じました。最初、カホリは砂後谷が既婚者だと知らずに出会ってしまいますが、それを知ったところでカホリの性格上、後に引けない、自分にうそをつけないところがあって。自分の気持ちにうそをつけないという部分は私自身に似ているかなと思ったので、“不倫”にこだわらず、愛情を乗せて撮影に挑みました」と明かした。

一方、渡部は「砂後谷を演じるに当たって、原作を参考にさせていただいたのですが、見れば見るほど自分とは乖離していて。真逆なキャラクターだと感じたので、逆に役作りが簡単と言いますか、自分と近いところにないからこそ逆を演じようと思いました。今回のテーマでもある“クズ”をしっかりと原作から取り入れて振り切って演じています」と。

そんな中、井上が「晃記は26歳で、僕と年齢が同じ。スマートではあるものの、心は年相応のピュアさがあるというところを繊細に丁寧に演じようと思ってこの作品に臨みました。現場でも姉と兄のようなお二人がいてくださったので、自分の役作りなどに専念できて、撮影時は楽しく充実していました」と話すと、高田は「(井上は)本当に弟みたいでした」、渡部は「3人兄弟みたいでしたよね」と同意した。

真夜中ドラマ『バツコイ』
真夜中ドラマ『バツコイ』高田里穂

また、連ドラ初主演となる高田は「連ドラで主演をするのをずっと目標にしていたので、かなった瞬間はとてもうれしかったです。これまで主演をされている役者さんたちを見てきて、『私もこういうふうになりたいな』とずっと思っていて。自分が主演になったときのことをよくイメージしていたので、それを体現できるときがきたなと思いました。でもいざ主演になってみると、すごく簡単なせりふも言えなくなってしまうくらいろれつが回らなくなったりして(笑)。弁護士という役柄もあって早口でまくしたてるシーンもあったり。でも、そんな経験ができたことがありがたかったですし、これからも主演俳優でい続けられるように頑張りたいとあらためて感じました」と決意を語った。

そんな高田について、渡部は「10年以上の付き合いになりますし、いろいろな面を知っていますが、あらためて今回共演させていただいて、より人間・高田里穂としての奥ゆかしさ、まだ見ぬ可能性みたいなものを感じました。偉そうな発言になっちゃいましたが…(笑)。撮影を重ねれば重ねるほど、こんな一面知らなかったなという部分や魅力が出てきていて。大変なこともたくさんあったと思うのですが、それを感じさせない立ち振る舞い、キャストスタッフを引っ張っていく力強さなど、底が見えないなとあらためて再発見しました」と絶賛。それを聞いた高田は「えー! そんなふうに思ってくれてたんだ」と驚きつつ、「私も同じことを感じていて。この作品で秀君の魅力を再発見できたと思います」と返した。

真夜中ドラマ『バツコイ』
真夜中ドラマ『バツコイ』.BPM

そんな中、本作のオープニング主題歌を担当する.BPMが登場。代表して高任芹奈が「ワタシ、ナンテ、イイ女」という楽曲について「曲名にもあるとおり、自己肯定感のある強い女性を描いていて、主人公のカホリさんに寄り添った楽曲になっています」と説明すると、高田は「オープニング撮影のときに初めて聴かせていただいたのですが、音楽がかかった瞬間に思わず踊り出してしまうくらいノリノリな楽曲。サビの部分がずっと頭から離れなくて既に大好きな曲ですし、このドラマを象徴する曲だと思います」と印象を語った。

真夜中ドラマ『バツコイ』
真夜中ドラマ『バツコイ』GOOD BYE APRIL

さらに、エンディング主題歌を担当するGOOD BYE APRILも登場し、倉品翔は「バンド活動14年の中でドラマの主題歌を担当させていただくのが初めてだったので、とても光栄でした」と喜びを。「Love Letter」という楽曲について渡部は「この曲にすごく共感しました。冒頭の『こんな時代だから君の書いた文字を知らなかったけど』という歌詞がいきなりドシンときまして。たしかに今はデジタルの時代で、自分が書いた文字で人にものを伝えることがなくなってきたなと。だからこそ手紙を書いて、例えばその返事の相手の文字の筆圧が強かったり…新しい発見ができたという。僕は勝手に砂後谷に投影させていただきましたし、砂後谷のために書いてくださったのかなというくらい共感しました。エンディングとしてぴったりな楽曲だと思います」と語った。

最後に高田は「タイトルどおり、バツな恋をしている主人公の物語です。本当に全員クズなのか、本編を見て楽しんでいただけたらと思います。ジェットコースター級のロマンティックコメディになっているので、一緒にハラハラドキドキキュンキュンしていただけたらなと。個人的にはカホリの成長物語だと思っていて、今まで本気で恋をしたことがない弁護士が本当の愛を知っていく物語にもなっていると思いますので、共感していただいたり何か感じていただけたらうれしいです。私はこの作品が初めての主演ですが、この作品で初主演を飾ることができてとてもありがたいなと感じています。ハッシュタグをつけてたくさんSNSで拡散していただけたらうれしいですし、配信もぜひご覧いただいて、一緒に盛り上げていただけるとうれしいです」と呼びかけ、会見を締めくくった。

第1話(10月19日放送)あらすじ

アラサー弁護士・カホリ(高田里穂)は自由恋愛を選ぶ恋多き女。「ただし不倫はしない」がモットーで生きてきた。ある日、カホリは楽しみにしていたフレンチディナーを友人にドタキャンされ、偶然にも同じ場所で予定をドタキャンされた砂後谷(渡部秀)を逆ナンする。食事をしながら意気投合した2人は、そのまま一夜を共にしてしまうが、なんと砂後谷は離婚交渉中の既婚者だった。図らずも不倫をしてしまったカホリだが果たして…。

番組情報

真夜中ドラマ『バツコイ』
2024年10月19日(土)スタート
BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分
テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時55分~1時25分(予定)

原作:『バツコイ』月子(講談社「Kiss」所載)
出演:高田里穂、渡部秀、井上想良/佐藤めぐみ、山口まゆ、高井真菜、高橋ユキノ、亀井理那、横野すみれ/ユン・ソンモほか
脚本:岸本鮎佳、高橋名月、石川美香穂、小沼雄一、八十島美也子
監督:小沼雄一、八十島美也子、久万真路、岸田雅喜
音楽:田井モトヨシ
オープニング主題歌:.BPM「ワタシ、ナンテ、イイ女」(rock field)
エンディングテーマ:GOOD BYE APRIL「Love Letter」(PANAM / NIPPON CROWN)
プロデューサー:田中智子(テレビ東京)、野口征吾(ワンダーヴィレッジ)、千村利光(ワンダーヴィレッジ)、鈴木伸明(クープ)
コンテンツプロデューサー:久保田渉(テレビ東京)、渡辺瑞希(テレビ東京)
制作:BSテレ東 / ワンダーヴィレッジ
制作協力:クープ
製作著作:「バツコイ」製作委員会2024

公式 HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/batsukoi/
公式X:@mayodora_bs7ch
公式 Instagram:@mayodora_bs7ch
公式 TikTok:@bs7ch_batsukoi

配信: NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」では広告付き無料配信に加え、「Lemino プレミアム」では各話1週間先行配信。
Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/
広告付き無料動画配信サービス「ネットもテレ東」「TVer」「Lemino」では、テレビ大阪での放送直後より最新話を1週間無料配信。
テレ東HP:https://video.tv-tokyo.co.jp/
TVer:https://tver.jp/
Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧