『海に眠るダイヤモンド』土屋太鳳、第4話は「この時代を必死で生きてきた方々への感謝と尊敬と込めました」

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6時間前
『海に眠るダイヤモンド』
『海に眠るダイヤモンド』

神木隆之介が主演を務める日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)の第4話(11月17日(日)放送)を前に、百合子役の土屋太鳳のコメントが到着した。

本作は、『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(2020年)など数々のヒット作を生み出している、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける初の日曜劇場。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語を描く。

物語の序章となる第3話までの放送が終了し、物語が本格的に動きだす第4話を前に、百合子役の土屋太鳳がこれまでの放送を通して感じたことや、第4話に込めた想いを語った。

まずはじめに、これまでの放送を見ての感想や反響を聞くと 、「個人的な印象ですが、最近の日曜劇場は、社会の中で人々が生き抜く姿を描く時、『強さ』が印象に残る作品が多かった気がします。私もワクワクと拝見し、時に参加しましたが、今回は物語の矢印が上に向かうのではなく、海を巡る海流のようにじっくりと、思いやりや家族や愛情を通して社会を見つめていて、何かを本気で大切にするということはどういうことなのか、観て下さる方々と一緒に考えつつ育てる作品なのかなと感じています」と6年ぶりの出演となった日曜劇場枠の印象や作品についてコメント。

続いて、明日放送となる第4話の台本を読んだときの印象については、「オファーをいただいた時から、百合子の心の傷はあまりに深くて、ただ真剣に取り組むだけでは表現しきれないのではないかと感じていました。その思いを監督、プロデューサーさん、脚本家さんと話し合い、そのやりとりを通して百合子に出会おうと決めたのです。ですので4話の台本の表紙を開く時、改めて、『百合子、生きよう』と心で呼びかけました。責任と覚悟を持って、百合子を丁寧に生きることだけを大切にしようと思いました」と長崎で8月を過ごすそれぞれが心に抱く想いや、幼馴染たちの確執が紐解かれていく第4話への想いを語った。

また、 第2話で大型台風が来ても避難せず神に祈る寿美子に、百合子が「浦上の上にだってピカは落ちたんだよ!」と言い放ったシーンは多くの反響を呼び、視聴者の記憶に刻まれているが、今回母親の寿美子役を演じる山本未來の印象を聞くと、「凛とされていてストイックな一方で、とてもお茶目で明るくて、よく笑う素敵なかたでした!お母さんと百合子の間には歴史がありますけれど、撮影はクランクインから比較的すぐの時期でしたし、お母さんとのやりとり自体は少ないため、お会いして数回で難しい場面に取り組んだのですが、常に私のことを気遣ってくださり、本番になれば本気で『そこに実在している人』として思いっきりぶつかって下さいました。本当に感謝しています!」と振り返る。

さらに、プライベートでも仲が良い朝子を演じる杉咲花との再共演も注目されるなか、これまでの放送回で描かれている朝子と百合子の関係性は、プライベートでの彼女たちとは反する。そんな2人の気まずそうなシーンを撮影してみて、「杉咲花ちゃんは役者さんとしても人としても大好きだし、普段は何気ないことを話して笑っていることが多いので、もどかしい関係性を演じるのは正直なところ辛かったです。役によっては待ち時間を含む日常から距離を離すことが必要な場合もありますが、今回はそれをしませんでした。なぜなら、百合子はもともと朝子が大好きだからです。杉咲花ちゃんの目を見れば自然と気持ちが湧いてきたので、とても安心して撮影に臨んでいました」とコメントした。

最後に、明日第4話の放送を楽しみにする視聴者へ「気持ちとしてはたくさんあるのですが…たくさんあり過ぎて、言葉では伝えきれません。そして、この第4話には、言葉で伝えきれない様々なことが描かれ、込められていると思います。百合子を通して、この時代を必死で生きてきた方々への感謝と尊敬と込めました。そして、生きようとなさった方々、生きることが出来なかった方々への祈りと、2度と繰り返してはならないことへの怒りや願いを込めました。どうか受け取って下さい」とメッセージを送った。

第4話(11月17日(日)放送)あらすじ

1958年7月。朝子(杉咲花)の初恋の人が自分だと知って以来、朝子のことが気になり、浮き足立つ鉄平(神木隆之介)。そんな鉄平を尻目に賢将(清水尋也)は、何か思うところがある様子で…。 そのころ、リナ(池田エライザ)の元を訪れた進平(斎藤工)は、部屋である衝撃的なものを目にしてしまう。
一方、映画館を辞めて労働組合の新聞編集者としての仕事に精を出していた百合子(土屋太鳳)だったが、長らく体調を崩していた母・寿美子(山本未來)の容態が悪化する。鉄平は、百合子の家族の運命を変えてしまった、1945年8月9日の出来事を思い出していた。
現代。いづみ(宮本信子)から「一緒に会社を潰そう」と提案された玲央(神木)は、社長であるいづみの第二秘書として雇われることに。突然の出来事に戸惑う社員たちを前にいづみは、玲央のことを「次期社長候補」だと紹介する。
そんな中、いづみの家族たちの間で、玲央に関するある疑惑が持ち上がる。

番組情報

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』
TBS系
毎週日曜 午後9時~9時54分

<キャスト>
神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、中嶋朋子、山本未來、さだまさし、國村隼、土屋太鳳、沢村一樹、宮本信子 ほか

<スタッフ>
製作:TBSスパークル、TBS
制作協力:NBC長崎放送
脚本:野木亜紀子
音楽:佐藤直紀
演出:塚原あゆ子、福田亮介、林啓史、府川亮介
プロデュース:新井順子、松本明子
スーパーバイザー:那須田淳、岡崎吉弘
編成:中井芳彦、後藤大希

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/umininemuru_diamond_tbs/
公式X&Instagram&TikTok:@umininemuru_tbs

©TBSスパークル/TBS

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