松坂桃李が主演を務める日曜劇場『御上先生』(TBS系 毎週日曜 午後9時)のポスタービジュアルが解禁され、初回放送日が2025年1月19日(日)に決定。さらに「エヴァンゲリオン」シリーズ全ての劇中曲制作を担う鷺巣詩郎が劇伴を手掛けることが発表された。
松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。ある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。「考える」力を身に付けるための教育改革も名ばかりで、日本の中枢は改革どころか、自分たちの保身ばかりを考えている。さらには子供たちが未来を夢見る教育現場までも、大人の権力争いの道具に成り下がっていることに気づいていく。
そんな中、新たに設けられた官僚派遣制度によって御上に私立高校への出向が命じられる。実質、エリート官僚にくだされた左遷人事。しかし御上は、制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声を挙げ、制度の内部からぶっ壊せばいいと自ら教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
御上が担任を務める出向先の「隣徳学院」3年2組の生徒29人は、オーディションで選ばれた次世代を担う注目の若手キャストが集結。そして、御上を取り巻く重要なキャストとして、吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、及川光博、常盤貴子、北村一輝の出演が決定している。
完全オリジナルストーリーとなる本作の脚本を担当するのは、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど演劇界に主軸を置く詩森ろば。詩森は松坂が主演した映画「新聞記者」で、第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど近年映像作品にも挑戦し、本作で初めてゴールデン帯連続ドラマの脚本を担当する。また、『アンチヒーロー』(2024年)、『VIVANT』(2023年)、『マイファミリー』(2022年)、『ドラゴン桜』(2021年)など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝がプロデューサーを務める。
このたび、本作のポスタービジュアルが解禁。新たに設立された官僚派遣制度によって、事実上の左遷人事で私立高校への出向を命じられた“官僚教師”の御上が、背後にそびえ立つ“国の陰”を背負いながら、教育の最前線である教壇に自ら立ち、上を向いて権力に立ち向かっていく姿が描かれている。
本作の劇伴を手掛けるのは鷺巣詩郎。鷺巣は1978年、T-SQUAREのデビュー作に参加、以来46年間第一線で活躍し、「エヴァンゲリオン」シリーズや映画「進撃の巨人」「シン・ゴジラ」の劇中曲制作を担う、言わずとしれた名作曲家。そんな驚異的なキャリアを誇るヒットメーカー・鷺巣がドラマのテーマ曲を手掛けるのは15年ぶり。本作のために書き下ろされた楽曲は、12月23日(月)に公式SNSで公開される“鷺巣詩郎版ロングスポット”で解禁される。
鷺巣詩郎 コメント
教室とはオーケストラである!
官僚から下界に降りてきた教師と、対峙する生徒たち…
互いに共鳴せねばならないのが教室、教育だが、
指揮者と演奏者が共感せずとも共鳴できるのがオーケストラなら、
『御上先生』の教室もオーケストラだ!
私も40年前、音楽学校で教え子たちと対峙し、
共感せずとも共鳴できた…その時の生徒とは今でも交流がある。
教室ほど面白い社会は、この世にない。
さて、名演、名曲を生む舞台は整った!
第1話(1月19日(日)放送)あらすじ
文科省官僚の御上孝(松坂桃李)は私立隣徳学院3年2組の教壇に立っている。29人の生徒を前に、御上の授業が始まる。その場にいる29人の生徒は、それぞれの想いをもって、向き合っていくのだが、御上が投げかけるある問いが波紋となり、生徒たちをつき動かすことになる。
番組情報
日曜劇場『御上先生』
TBS系
2025年1月19日スタート
毎週日曜 午後9時~9時54分
<出演者>
松坂桃李、吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、及川光博、常盤貴子、北村一輝
■隣徳学院3年2組
奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、豊田裕大、上坂樹里、髙石あかり、八村倫太郎、山下幸輝、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子、森愁斗、安斉星来、矢吹奈子、今井柊斗、真弓孟之、西本まりん、花岡すみれ、野内まる、山田健人、渡辺色、青山凌大、藤本一輝、唐木俊輔、大塚萌香、鈴川紗由、芹澤雛梨、白倉碧空
<スタッフ>
製作著作:TBS
脚本:詩森ろば
プロデューサー:飯田和孝、中西真央、中澤美波
演出:宮崎陽平、嶋田広野、小牧桜
音楽:鷺巣詩郎
脚本協力:畠山隼一、岡田真理
教育監修:西岡壱誠
学校教育監修:工藤勇一
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