森崎ウィン、撮影前にウキウキする広瀬すずを目撃「とても素直で素敵な方」『クジャクのダンス』

ドラマ
24時間前
『クジャクのダンス、誰が見た?』
『クジャクのダンス、誰が見た?』

金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)で弁護士・波佐見幸信役を演じている森崎ウィンのインタビューが到着した。

本作は、浅見理都による「このマンガがすごい!2024」ランクインの人気漫画をドラマ化。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。脚本は、日曜劇場『半沢直樹』(2020年)やNetflix『サンクチュアリ -聖域-』(2023年)など注目作を数多く手掛ける金沢知樹が担当する。

主人公・山下心麦を演じるのは、TBSドラマでの主演は2023年の火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』以来約2年ぶり2度目となる広瀬すず。さらに、心麦とバディを組み、事件の真相を追う弁護士・松風義輝役で松山ケンイチ、殺された心麦の父・山下春生役でリリー・フランキー、心麦の運命を左右する週刊誌記者・神井孝役で磯村勇斗、謎深き殺人犯・遠藤友哉役で成田凌、そのほか森崎ウィン、瀧内公美、絃瀬聡一、野村康太、清乃あさ姫、斉藤優(パラシュート部隊)、酒井敏也、酒向芳、藤本隆宏、西田尚美、仙道敦子、原日出子が共演する。

森崎が演じるのは、心麦が抱える事件を松風義輝(松山ケンイチ)と一緒にフォローしていく弁護士・波佐見幸信。松風の小学生時代からの幼なじみで、一番の理解者である波佐見をどう演じているのか。初共演となる広瀬の印象や、今後の見どころについて語ってもらった。

森崎ウィン インタビュー

◆波佐見を演じるにあたって、意識していることは?

「波佐見・松風法律事務所」という名前の通り、波佐見はテル(松風)を一番近くで見ている。つまり、僕は松山さんのお芝居をしっかりと受け止めたいなと考えています。重たい展開が続く作品なので、波佐見が登場するシーンでは、少しでも柔らかい雰囲気を作り、みんなが一息つけるようにしたいですね。そのために、声のトーンも意識しています。藤本隆宏さん演じる赤沢正(刑事)のように、言葉をしっかりと置く方が多いので、その中で緩やかな波形を描くように話すことを意識しています。

◆波佐見と言えば「粋でよろしく!」というセリフが印象的です。

普段から「粋」を口癖のように使うほど、すっかりなじんできました。本当に素敵なセリフをいただきました。

◆これから波佐見はさらに心麦と松風に協力していきますが、波佐見にとって2人はどんな存在だと思いますか?

心麦ちゃんに対しては、次第に親心が芽生えてきている気がします。僕自身は台本を読んでいるので、心麦ちゃんに降りかかっていることや事件の流れなど、物語の流れを知っています。ずっと重苦しいものと対峙している心麦ちゃん、そして演じるすずちゃん自身も、この法律事務所にいるときだけは肩の力を抜いてほしいですね。
テルは幼なじみであり、波佐見は彼が抱える痛みも理解しています。そして昔からテルの持つ面白さに興味を持っていて、今回彼のもとに持ち込まれたこの事件を珍しく感じたのかなと。それで興味本位でかかわるうちにフォローもしていくので、最後までバディとして見守りたいなという気持ちが強くなっています。

◆広瀬さんとは初共演ですが、どんな印象を受けていますか?

以前にも一度ご一緒したことがあるような感覚です。すずちゃんが壁を作らず、周囲としっかりコミュニケーションを取っているからこそ、そう感じるのかもしれません。さすが座長ですね。一見クールな雰囲気もありますが、今日、撮影前にウキウキしている姿を見かけたことがあったので、きっと何か良いことがあったのでしょうね。とても素直で素敵な方です。最近、キャンプグッズを集めていると聞いたので、僕もキャンプ好きの1人としてアウトドアの話を広げられたらいいなと思っています。

◆松山さんとはNHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)で共演経験もありますが、本作でバディ役を演じて何か印象が変わりましたか?

いち俳優として松山さんと共演できることを誇りに思っています。今回、バディ役として隣にいられるだけでも、とても興奮します。松山さんは、視聴者にも伝わるようなチームプレーを提案してくださるんです。法律事務所のシーンは会話劇が中心ですが、会話の中で視覚的にも面白い動きや、松風と波佐見の関係性が垣間見えるようなアイデアを出してくださるので、本当に頼りになる存在ですね。
撮影の合間に「キャンプで使う机を作りたい」と相談をしたところ、「DIYすればいいんじゃない?」とアドバイスをいただきました。すると、先ほど電動ドライバーをプレゼントしてくださって…。松山さんはよくDIYをされるということなので、「ぜひ教えてください」とお願いしました。スケジュールが合えば、一緒に作れたらいいですね。

◆第3話では、松風と波佐見による眼鏡のマウント合戦がありましたね。

それは松山さんの提案でした。松山さんがプライベートで使っている眼鏡が作中で登場するのですが、その眼鏡を購入したお店を教えてもらったんです。せっかくなので、実際にお店へ足を運び、僕も眼鏡を買いました。もしかしたら、その眼鏡も作中で登場するかもしれません。

◆それは要チェックですね。

「実際に買いましたよ」という役との接点を作りたかったんです。これも役作りの一環で、リアルタイムで動きながら演じることができるドラマならではの楽しみ方ですね。

◆ここまでの放送で印象に残っているシーンはありますか?

リリー・フランキーさん演じる山下春生の回想シーンがかわいらしくて印象的でした。こんなにピュアな役柄を演じられているのを僕はあまり見たことがなかったので、とても新鮮でした。
2話が始まる前にシャワーを浴びようと思っていたのですが、見始めて気がついたら放送が終わっていました。それくらい引き込まれる作品で、作中に出てくる自分が自分ではないような不思議な感覚になります。本当に面白い作品に参加できているんだなと実感しています。

◆「信じること」がキーポイントになっているドラマですが、森崎さん自身が何かを信じるときに大切にしていることは?

自分を信じなければ、他人を信じることはできないと思います。だからこそ、まずは自分をちゃんと信じてあげることが大切なのかなと思います。
僕の父親がよく「気づいたのが昨日より遅かったとしても、明日気づくよりは早い」と言っているんです。1日早く気づけたなら後悔はあっても、まだやり直せるし間に合う。何かを信じ切るときは、自分自身もそこに飛び込む覚悟も必要だと感じます。

◆今後の見どころについて教えてください。

これほどどんでん返しが期待できるストーリー展開は、これまでのサスペンス系ドラマでも珍しいのではないでしょうか。「信じること」もテーマの1つですが、僕は“父親”の存在も大きなテーマだと考えています。山下親子だけでなく、成田凌さんと酒向芳さんが演じる遠藤力郎(酒向)・友哉(成田)親子など、さまざまな父と子の関係性が描かれるので注目してほしいですね。家族間の悩みというのは誰しもが抱えているものだと思うので、視聴者に皆さんにとって、何か気づきや感じるものがあればうれしいです。作品に出演する一員として、最後まで頑張ります。

番組情報

金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』
TBS系
毎週金曜 午後10時~10時54分

<出演者>
山下心麦…広瀬すず
松風義輝…松山ケンイチ
波佐見幸信…森崎ウィン
阿南由紀…瀧内公美
秋貞隆雄…絃瀬聡一
赤沢守…野村康太
ありさ…清乃あさ姫
西陣誠…斉藤優(パラシュート部隊)
染田進…酒井敏也
遠藤友哉…成田凌
遠藤力郎…酒向芳
遠藤友哉…成田凌
赤沢正…藤本隆宏
赤沢京子…西田尚美
山下静香…仙道敦子
木村なつ美…原日出子
山下春生…リリー・フランキー
神井孝…磯村勇斗
<スタッフ>
製作:TBSスパークル TBS
原作:浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」(講談社「Kiss」所載)
脚本:金沢知樹(『半沢直樹』「サンクチュアリ -聖域-」「サバカン SABAKAN」)
プロデュース:中島啓介、内川祐紀、丸山いづみ
演出:田中健太、青山貴洋、福田亮介、棚澤孝義
主題歌:Ado「エルフ」(ユニバーサル ミュージック)

©TBSスパークル/TBS

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