

岩瀬洋志が主演を務め、齊藤なぎさが共演するスペシャルドラマ『告知事項あり。~その事故物件で起きること~』(フジテレビ系)が、3月7日、14日(金)午後11時40分~深夜0時10分に前後編で放送される。
本作は『ほんとにあった怖い話』チームが、不動産ミステリーにホラー要素を注ぎ込んだ“不動産ミステリーホラードラマ”。
原作は、賃貸不動産管理業界歴15年の中で7000室を超える部屋を見てきた児玉和俊による「告知事項あり。その事故物件で起きること」(イマジカインフォス刊)。発売後、即重版した書籍で、発売からおよそ1か月という期間で映像化が実現した。
不動産の賃貸契約や売買契約の際に、貸主・売主が顧客に告知しなければいけない、物件に関する情報。部屋の中や建物内で人が亡くなった物件=事故物件では、心理的瑕疵(かし)が生じるとして、その事実を告知する義務が生じ、不動産の賃貸契約や売買契約の際に、貸主・売主が顧客に告知しなければいけない、物件に関する情報のことを“告知事項”という。
物語の舞台は、事故物件に実際に霊がいるのかを調査する“オバケ調査会社”。事故物件を専門に室内調査を実施し、異常がない場合に証明書=オバケ不在証明書を発行することで、不動産の資産価値減少を食い止めることができる調査を行う会社で、夜間(深夜~早朝)にかけてさまざまな測定を行い、結果を報告している。そんな会社に勤務するビビりな調査員と、厄よけ・除霊で有名な寺生まれのヒロインが、ある人物から依頼された物件調査を開始。その部屋に霊は存在するのか…。
フジテレビ制作ドラマ初出演にして初主演となる岩瀬が演じるのは、オバケ調査を行う岩倉不動産に勤務する真山悠斗。子供の頃、祖父の広い家でかくれんぼをすることが大好きで、いつも通り隠れる場所を探していると「遊ぼ、遊ぼ!」と子供の声が聞こえてきた。怖いながらも声のする方に行ってみると、そこには見たことのない薄暗い部屋があり…。この日、初めて祖父に見つからなかったのだが、部屋に入ったあとの記憶はなかった。その後、この世には霊がすんでいる場所があると信じるようになり、建築物に興味を抱くように。加えて、人一倍恐怖心を抱くようになってしまい…。
フジテレビドラマ初出演となる齊藤が演じるのは、厄よけ・除霊で有名な愁明寺(しゅうみょうじ)を実家に持つ新入社員・東雲杏。多少の霊感はあるが、はっきりとは視えない。また除霊をすることもできない。寺に来るさまざまな思いを抱えた人たちの悩みに寄り添い、時には除霊をして心を軽くしていく両親の姿を見て育ったため、誰にでも明るく振る舞い、物怖じしない性格がはぐくまれた。
大学のタイミングで上京すると、持ち前の明るさと物怖じしないキャラクターで友達がたくさんでき、フォロワー1万人ほどのインフルエンサーに。岩倉不動産へは、SNSのネタになりそうだという好奇心からエントリーし採用された。他の人よりも霊に対する抵抗が少なく、オバケ調査に対しても特に抵抗はない。真山らと共に初めての現場に向かうが、調査用の音声機材のマイクに向かって大声で会話してしまうなど、ちょっと抜けているところも。
なお、TVerでオリジナルストーリーを独占配信予定。
原作・児玉和俊 コメント
◆映像化が決定した率直な思いをお聞かせください。
書籍発売が2025年1月22日。その後すぐにドラマ化のお話しをいただきましたので最初はとても驚き、うそなのではないかとも思いましたが、日々その内容が具体的になるにつれその疑いは晴れ、とても光栄に思うに至りました。そして『告知事項あり。その事故物件で起きること』は私自身の体験談を記した書籍であり、それが映像化した際にはどのような表現にて再現されるのか、実際の現場を知る私はとても楽しみにしています。更にドラマに関わっていただく皆様がとても素晴らしくすてきな方々ということもあり、期待が大きく膨らみます!
◆主演に岩瀬洋志さん、ヒロインに齊藤なぎささんを迎えます。印象をお聞かせください。
岩瀬洋志さん、齊藤なぎささん、共にこれからの時代を担う、新進気鋭のお2人であるという印象です。また美男美女であることはもちろんですが、さまざまなメディアにでられている際に垣間見られる普段のお姿も私の目にはとてもさわやかで微笑ましく、そして頼もしくも映ります。同年代のお2人に表現いただくその内容と相乗効果に今からワクワクしています!!
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
書籍の中では私自身が登場人物であり、私の目線にて進んでいく『告知事項あり。その事故物件で起きること』の物語ではありますが、今回のドラマについては新たな登場人物たちが織り成すその関係性や舞台となるその不思議な物件について“新たな角度”からご覧いただくとともに、ぜひ、登場人物たちとともに“怖くそして興味深い”不動産物件について追体験をしていただければと思います!
岩瀬洋志 コメント
◆フジテレビ制作ドラマへの出演は、本作が初となります。出演が決定した時のお気持ちをお聞かせください。
出演の決定を知った時はホラー!?と驚きました。ホラー作品はまだやったことがなくて、今回が初めての挑戦でした。緊張と不安のドキドキと、現場の雰囲気や撮影の進め方ってどんな感じなのかなと、とても楽しみにしてました。
◆演じる真山悠斗の魅力的なポイントと、演じる上で大切にしたところをお聞かせください。
真山の一番の魅力ポイントは“ビビリ”なところです。とても人間味があると言いますか。僕自身は何事にもまず興味本位が先走ってしまうのでそんなにビビリな性格ではないかなと思います。演じる時のポイントは真山の昔の記憶です。彼自身、子供の頃、祖父の家で遊んでいたときに突然、子供の声が聞こえました。その方向に向かうと薄暗い部屋を見つけ、中に入ったのですが、その時の記憶を失っている。その経験から、真山はずっとその声の正体が何なのか疑問に思っていて、人一倍霊に関して恐怖を抱いています。なので、緊張感を忘れないというところは大切にしました。
◆台本を読んだ時の率直な感想をお聞かせください。
笑える部分もありますし、怖いところはとても怖くてドキドキしました。読んでいて、また演じていて自分の心拍の変化を感じることができて撮影現場では、“あー今、お芝居しているな”と思って楽しかったです。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
今回は(地上波放送)前半後半、そしてTVer・2本の計4本でお送りします。この作品はそれぞれの役の個性があって。ドキドキ、ハラハラ楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひご覧ください。
齊藤なぎさ コメント
◆フジテレビドラマ初出演となります。本作への出演が決定した時のお気持ちをお聞かせください。
これまでホラー作品に出演したことがなかったので、挑戦させていただけることはすごくうれしかったです。ただ、ホラーがとても苦手なんです。怖がりで、見ることができなくて…。だから、どういう演技をしたらいいんだろうという不安もありましたし、そもそも台本を読めるのか心配で…。1人の空間で読んだら怖くなりそうだったので、移動中とか、人がたくさんいるところで読むようにしました(笑)。ホラー作品の演技は、他の作品とは違って恐怖感とかを大きく演じなければいけなくて。それはホラー作品ならではだと思うので、すごく新鮮でした!
◆演じる東雲杏の印象をお聞かせください。
杏ちゃんは、明るくて物怖じしない性格の子です。真山と対照的ですごくあっけらかんとしているし、自分の性格とも近い感じで、すごく演じやすかったです。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
今回初めてホラー作品に携わらせていただきました。すごくハラハラ・ドキドキする作品になっていると思いますし、真山、杏をはじめ“オバケ調査員”たちの掛け合いが見どころです。ギャグっぽい感じや、ホラーの真骨頂のような部分も見られると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います!
番組情報
『告知事項あり。~その事故物件で起きること~』
フジテレビ系
前編:2025年3月7日(金)午後11時40分~深夜0時10分
後編:2025年3月14日(金)午後11時40分~深夜0時10分
<出演者>
岩瀬洋志、齊藤なぎさ ほか
原作:児玉和俊『告知事項あり。その事故物件で起きること』(イマジカインフォス刊)脚本:市川貴幸(『わたしの宝物』『うちの弁護士は手がかかる』『あなたがしてくれなくても』ほか)
脚本協力:銀次郎(『トランクの人』『隣くんを見た女』ほか)、久望蜜(『ゾンビ専門 しかばね通訳社』『勇者の姉とビン詰め魔王』ほか)
演出:森脇智延(『ほんとにあった怖い話』『オクラ~迷宮入り事件捜査~』『ブルーモーメント』ほか)
プロデュース:江花松樹(『ビリオン×スクール』『クライムファミリー』『うちの弁護士は手がかかる』ほか)、古郡真也(『ほんとにあった怖い話』「劇映画 孤独のグルメ」『イチケイのカラスSP』ほか)
制作著作:フジテレビ
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