

神山智洋(WEST.)が地上波連ドラ単独初主演を務め、中村海人(TravisJapan)が共演する土ドラ『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』(東海テレビ・フジテレビ系 4月12日(土)スタート 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)に、剛力彩芽、石田ひかり、竹中直人らの出演が決定した。
本作は、味覚を失ったスゴ腕フレンチシェフ・遠海翔太(神山智洋)と、味覚の鋭い落ちこぼれ僧侶・方丈輝元(中村海人)がお寺の境内で屋台を始め、悩みを抱えた人たちの心とおなかを満たしていくストーリー。
このたび、新たに剛力彩芽、石田ひかり、竹中直人、津田寛治、鈴木慶一、黒谷友香、波岡一喜の出演が決定。剛力が演じるのは、大人気のフレンチレストラン「ハルミ」のオーナーシェフ・玄田陽美。翔太の幼なじみで、翔太の実家の近所にあるフレンチレストランの一人娘。フランスでの修業を経て帰国、都内に店を構えたところ瞬く間に話題の店になった。フランス時代は翔太と一緒にパリの1つ星レストランで働き、苦楽を共にした経験がある。翔太のシェフとしての腕を買っており、彼の事を常に気にかけている。料理の腕はピカイチで、SNSを駆使するなどプロデュース能力も高い。
石田が演じるのは、輝元の母・方丈真耶。泉楽寺の経理を担当するなど陰で切り盛りしている。輝元のほか、亡くなった長男と一人暮らし中の三男を育て上げた。長男を亡くした喪失感を抱えているが表に出さず、快活な母親として振る舞っている。突然、跡継ぎになることになった輝元の複雑な心情を理解しており、屋台をやると決めた輝元の背中を押す。屋台で調理に立つ翔太の姿に、長男の面影を重ねたりすることも。
竹中が演じるのは、輝元の父で泉楽寺住職の方丈輝徳。僧侶として「人の気持ちを理解し寄り添うこと」を常に意識している。五戒を守るなど住職としての仕事には厳格だが、家庭人としては良き夫、良き父であり、輝元の「屋台をやりたい」という無茶な要望に平日の夜だけという条件付きで認める。日々精進料理しか口にしていないため、屋台から漂ってくる美味しそうな香りに悩まされることに…。
そして、津田が屋台に通う常連客・岡部則夫役、鈴木が泉楽寺の檀家で美食家の草加部晋役、黒谷が3か月前に夫を亡くし、突然屋台にあるレシピを持ってやってくるインテリアデザイナーの吉川美広役、波岡が泉楽寺近くの高校に通っていた元球児の荒井純平役で登場する。
剛力彩芽 コメント
◆オファーを受けた時の気持ちを教えてください。
素直にうれしかったです。ただ、ドラマのタイトルと設定を聞いた時に「お寺と料理が、どうつながるの?」「どんな話になるんだろう?」って…。
台本を読んでいくうちに、人が生きていく上で、すごく大切なことがたくさん描かれているなと感じ、この作品に参加することが、すごく楽しみになりました。
◆役どころを教えてください。
神山智洋さん演じる翔太の幼なじみで、フレンチレストランのシェフ陽美を演じます。自分の意思があって、シェフとして力強い生き方をしていて、憧れというか、目指したい女性像です。料理が上手というのも、憧れですね(笑)。翔太には、幼なじみだけにいろんな思いがあります。ほっておけないというか、そばにいたいというか…。大切な人をどんな思いで見守っていくのか、そんなところも見ていただけたらうれしいです。
◆料理にまつわる思い出を教えてください。
お弁当の玉子焼きですね。高校時代、母が毎日お弁当作ってくれたのですが、お手伝いとして、姉妹で一品ずつ作ることになったんです。初めて玉子焼きを作ったら、すごく上手にできて、「彩芽上手!私より美味しい」と母に言われて。そこから3年間、ほぼ毎日、卵焼きを作っていたので、思い入れのある料理です。
◆神山さんと、中村さんの印象を教えてください。
すごく面白いコンビだなと感じています。撮影の合間に話をしている時は、友達みたいな感じなのに、お芝居に入ると既にバディ感がすごくてすてきな2人だと思っています。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
「お寺と料理と屋台」という異色なものがそろっていますが、ドラマをご覧になったら、「うれしくてハッピーな気持ちになる料理」を考えるきっかけになると思います。そしておいしいごはんを食べに行こうとか、大切な人とごはんを食べに行こうとか、料理を通して人の大切さとか心のあり方みたいなものを感じてもらえるドラマだと思いますので、ぜひ楽しみにしてください。私はシンプルに、レシピを盗んでいこうって思っています(笑)。
石田ひかり コメント
◆オファーを受けた時の気持ちを教えてください。
実は私、リアルに寺の嫁なんです。なので、「ついに来たか!」「ついに来たぞ!」と思いました。
ただ次男の嫁で、年に数回お手伝いに帰れるかなというぐらいで、全然戦力になれていないので、真っ白な気持ちで挑みたいと思ってます。
◆役どころを教えてください。
男の子三人のお母さんです。寺の人間として生きていくという使命も抱えながら、息子たちにとって最善の道を歩めるよう、必要なところで背中を押してあげる、いろんなことを考えている母親ですね。
寺は、いろんな人が出入りしますし、いろんな人生が交わるところでもあると思います。そこをうまく繋いでいくのが、この真耶さんなんだろうと思っています。
◆屋台にまつわる思い出はありますか
9歳から12歳まで、台湾の台北で過ごしていました。台湾では、屋台が人々の食事を支えているんです。とてもおいしくて、日常に溶け込んでいるんですね。だから「屋台」と聞くと、そんな風景を思い出します。私は本当に食べることが好きなので、こういう深夜のおいしいもののドラマは大好きです。
◆神山さんと、中村さんの印象を教えてください。
お2人とは初共演で、新しい現場が始まったなという気持ちです。家に帰ってテレビをつけると、お2人が歌っていたり、とてもお忙しいでしょう。体力的にも大変だろうと思いますが、しっかり頑張っているなと思います。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
寺の境内に屋台が出るというのは、どういう画面になるんだろう、私もとても楽しみにしています。
いろんな挫折を味わったシェフと、人生に悩む寺の次男坊の掛け合いはみどころの1つですし、彼らと周りにいる人たちがどんな人間模様を紡ぐのか、楽しんでいただける作品にしていきたいと思っています。
竹中直人 コメント
◆オファーを受けた時の気持ちを教えてください。
僕はどんな作品でも、あまり感想ってないんですよね。
現場がどうなっているのか、現場でどんな人と出会えるだろうってことしかないので。結局、台本は台本でしかないし。やはり撮影は現場なので、どんな人と出会えるかしか考えてないですね。
◆役どころを教えてください。
ものすごく律義なお坊さん…、律義なお坊さんっていうのも変な言い方ですが、すごくエッチなお坊さんとか、いろんなお坊さんを演じましたけどね。また全然違うタイプのお坊さんにはなると思っているんですが、共演者によって役も全然変わっていくし、監督の演出によっても変わってくるから、とにかく未知数の感じで、あまり固めずに、常にオープンな感じで現場に行こうと思ってますけどね。
◆神山さんと、中村さんの印象を教えてください。
神山さんは、つい最近まで共演していたので、とても縁を感じますね。だから現場で「無茶苦茶にしてやる!」って思っています(笑)。剛力さんも一緒だったんです。「無茶苦茶にしてやる!」っていうのが、僕の深いところでの想いですね。石田さんには優しくしようと思っています(笑)。やはり大人の俳優というポジションですからね。まるでクラシック音楽のようなお芝居を、石田さんに投げかけていきたいと思っております。それもマーラーとかショスタコーヴィチとか、その辺の世界観で石田さんと絡めたらいいな、なんて考えておりますが、神山君はとにかく…、無茶苦茶にしてやる…。剛力さんも…、無茶苦茶にしてやる…、と考えております。中村さんは、柔らかくサーフボードのように接していきたいと思っております。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
やっぱり神山さんと中村さんのですね、二人のお芝居がこのドラマを支えていくと思うので、竹中直人という人間が、神山さんと中村さんのお芝居を見守りながら、どんな邪魔をするのか、邪魔をするのかしないのか、温かく見守るのか。さぁどっちなんだっていうところを期待しつつ、剛力さんのちょっと不可思議な魅力にも触れつつ、その剛力さんを私はどんなふうに谷底に突き落とすのか。そんなことを思いながら皆さんが見ていただけるとうれしいですね。
そして石田さんとは滑らかな海のような…、「滑らかな海って、おまえ何のことだ?」、何ていうか凪いでいる海っていうかね、潮騒のようなお芝居を、石田さんと作れたらいいなと思います。
あらすじ
東京近郊にある古刹・泉楽寺。
副住職・方丈輝元(中村海人)の元へ、通夜の返礼品を届けにきたフレンチシェフ・遠海翔太(神山智洋)。フランス・パリの1つ星レストランで修行した翔太は、帰国後、オーナーシェフとして店を開く予定だったが、過度なストレスで味覚と嗅覚を失い断念、ドライバーとして働いていた。
故人が大好きだった味で見送りたいと、カステラを注文した輝元。手違いで届かなかったのを受け、翔太はまるでカステラのような玉子焼きを作り、無事通夜を乗り切った。
「俺、副業で屋台をやりたい」
突然の輝元の提案に、父・輝徳(竹中直人)は、「跡継ぎとしてやるべきことがある」と異を唱えるが「食は人間の原点、寺のために役立つはず」母・真耶(石田ひかり)は、強く背中を押す。
輝元は、迷わず料理担当に翔太を誘う。
オニオンスープ、白身魚のポワレ、たっぷり野菜のポトフ。
泉楽寺の境内に、平日の夜だけ営業する“ミッドナイト屋台”がオープン。
翔太の料理は評判を呼んだが、客が足を運ぶ理由は他にもあった。
「何でも作ります」
お品書きの最後に輝元が翔太に内緒で書いた特別メニュー。
愛する夫の焼き飯、部活後のみそラーメン、異国での奮闘を支えたカレーライス…。
ごくごく普通の家庭料理と共によみがえる、さまざまな思い出やエピソード。
料理が訪れる客の背中を押し、屋台はいつしかみんなの居場所に。一方で…。
「フレンチがやりたいんじゃないの?」
翔太の幼なじみで気鋭の人気シェフ・玄田陽美(剛力彩芽)が店に現われ、心揺れ動く翔太。目標を見失い居場所を求めていた翔太と輝元は、新たな一歩を踏み出せるのか。
番組情報
土ドラ『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』
東海テレビ・フジテレビ系
2025年4月12日(土)スタート
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
出演:神山智洋(WEST.)、中村海人(TravisJapan)、剛力彩芽、津田寛治、石田ひかり、竹中直人
脚本:吉髙寿男(『刑事7人』『7人の夫』『ドラゴンボール超』ほか)、gクリエイターズ
音楽:菅原一樹
主題歌:WEST.「BIGLOVESONG」
演出:清水康彦、草場尚也、大内田龍馬、山口龍大朗
企画:市野直親(東海テレビ)
プロデューサー:遠山圭介(東海テレビ)、小林有衣子(イースト・フィルム)、斎藤嘉久(イースト)、江口きぬえ(イースト)
コーディネート:重松圭一(g)
制作協力:イースト・フィルム
制作著作:東海テレビ
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