

仲野太賀が主演を務める2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)に、濱田龍臣の出演が決定した。濱田の大河ドラマ出演は、『龍馬伝』(2010年)の坂本龍馬(幼少期)役以来、2回目となる。
大河ドラマ第65作は、豊臣秀吉と弟・秀長(仲野太賀)の絆の物語。「もし長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた“天下一の補佐役”秀長の目線から戦国時代をダイナミックに描く、波乱万丈のエンターテインメント。
主人公は天下人の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言われた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下克上サクセスストーリー。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く。
新たに出演が発表された濱田龍臣が演じるのは、信長に徹底抗戦した美濃・斎藤道三の孫・斎藤龍興。美濃国の大名で、父・義龍が急逝し、14歳の若さで美濃斎藤氏の家督を継ぐ。父の代からの重臣、竹中半兵衛や美濃三人衆(稲葉良通・安藤守就・氏家直元)など優秀な家臣に恵まれていたが、若年ゆえに家臣の掌握に苦慮。かねてより美濃を狙っていた織田信長は、この機に攻勢を強めるも、龍興は徹底抗戦して信長を苦しめる。
濱田龍臣 コメント
◆オーディションを経て、斎藤龍興役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。
『龍馬伝』以来、大河ドラマにまた出演できる機会をいただけたのがとてもうれしい限りです。
◆龍興を演じるに当たっての意気込みをお願いします。
織田勢から見ると敵、となるとは思いますが、覚悟と信念を持った、視聴者の皆様の心に残るようなお芝居をお届けしたいと思っています。
◆龍興にゆかりの深い、岐阜(美濃)の皆さんに向けてメッセージを。
斎藤道三の孫、そして美濃に密接に関わっている龍興役を本作にて、これぞ齋藤龍興!織田軍の相手として不足なし!と思っていただけるよう、龍興なりの覚悟や美濃への思い入れを抱え、精いっぱい演じて行きたいと思っています。
<プロフィール>
2000年生まれ、千葉県出身。大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少期を演じ、注目を集める。その後、ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍。近作に、連続テレビ小説『らんまん』、『Believe-君にかける橋-』『サバエとヤッたら終わる』『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』、舞台「有頂天家族」、映画「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」「パーフェクト・シェアハウス」ほか。
プロデューサー・高橋優香子 コメント
戦国時代を舞台に、波乱万丈のエンターテインメントとしてお届けする大河ドラマ『豊臣兄弟!』。
本作の見どころの一つが、若い世代の活躍です。主人公をはじめ、まだ何者でもなかった若者たちが乱世の中で出会い、共に成長し、やがて歴史に名を残す人物となっていく。
そうした世代のキャスティングを進めるに当たって、20~30代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションを行いました。1600人以上のご応募をいただき、約400人とお会いした中から、今回は5名のキャストを発表します。藤堂高虎は、圧倒的な体格と雰囲気が印象的だった佳久創さん。石田三成は、繊細なお芝居が素晴らしかった松本怜生さん。難役でも的確に演じてくださる濱田龍臣さんには斎藤龍興をお願いし、年齢以上の落ち着きと妖艶さを見せてくれた井上和さんには茶々を。可憐ながらに芯のある菅井友香さんには、まつを演じていただきます。彼らの若いエネルギーや輝きが劇中でどのように発揮されるのか、ぜひご期待いただけますと幸いです。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。
番組情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合ほか
2026年1月~12月放送
作:八津弘幸
時代考証:黒田基樹、柴裕之
制作統括:松川博敬、堀内裕介
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正