

間宮祥太朗が主演を務める金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)の第3話(5月2日(金)放送)に、アン ミカのゲスト出演が決定した。
本作は、日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに描く、ダークリーガル・エンターテインメント。2000年以降の司法制度改革により、弁護士の数はこの20年で倍以上に急増し、飽和状態となっている。それによって、依頼人からの弁護士費用が主な収入源となる弁護士たちは、弁護士バッジをつけているだけでは食えない世の中になってしまった。そんな時代だからこそ、もしも弁護士が自ら“人々の間に訴訟を起こさせる”存在となってしまったら…。
「Ignite」=“火をつける”。その言葉のように、原告になりそうなターゲットの心に火をつけ、訴訟を起こさせる。そしてあらゆる手段を使って裁判を勝訴へと導く“法の無法者集団”。まるで弁護士バッジをつけた“法の当たり屋”ともいえる彼らの目的は金か、正義か…。父親を事故で亡くしたことをきっかけに法の世界を目指した主人公の宇崎凌(間宮祥太朗)が飛び込んだのは、界隈では“無法者”として知られている怪しげな弁護士事務所だった…。
第3話でアン ミカが演じるのは、港町・帆刈町で父親から引き継いだ大衆食堂を一人で切り盛りしている高山恭子。恭子はある日、帆刈町で働く外国人技能実習生が大けがを負ったことで、ピース法律事務所へ相談にやってくる。その実習生をまるで我が子のように心配するが、そんな恭子にはある悲しい過去があり…。アン ミカが自身のイメージと全く異なる役を演じるのは初めて。自身の代名詞ともいえる関西弁もあえて封印し、“新しいアン ミカ”を見せる。苦悩する実習生に対し、慈愛に満ちた言葉を投げかける恭子役をアン ミカがどのように演じるのか注目だ。
アン ミカ コメント
脚本を頂いて、第3話は外国人技能実習生の就労問題という現在社会的にも注目されているテーマが取り上げられており、その点に深く共感するとともに、勉強になりました。また、このドラマを通じて「人と人の縁」は、捨てたものではないということをあきらめて感じました。金八先生ではないですけど、やはり人は一人では生きていけません。そばに必ず誰か支えてくれる人がいて、その存在が誰かの人生を救うこともあるのだと感じました。私のポジティブカレンダーには「自分の笑顔が誰かの心を照らす」というものがあり、「取りあえず目があったら笑顔」ってお伝えさせていただいています。結果、笑顔が誰かの人生を救っていく延長上にあって、今回のドラマも同じものを感じました。演じるたびに感情が揺さぶられ、涙が込み上げるほど没入してしまう作品です。ぜひお楽しみに。
第3話(5月2日(金)放送)あらすじ
轟(仲村トオル)に相談があると、高山恭子(アン ミカ)がピース法律事務所へやってきた。だが、事務所に居たのは留守番中の宇崎(間宮祥太朗)だけで、宇崎は轟に代わって自ら相談を受けることに。その相談とは、恭子が大衆食堂を営む帆刈町で、知り合いの外国人技能実習生・クオン(パース・ナクン)が大けがをしたことだった。
労働中の事故であれば労災が申請できると宇崎が説明しても、自分がドジをしてけがをしてしまっただけだと言い張るクオン。さらに、轟からは依頼を受けることを反対されてしまう。その様子を見ていた伊野尾(上白石萌歌)は、再び帆刈町に向かう宇崎について行くことに。
宇崎と伊野尾がクオンの働く二見水産加工を訪ねると、社長の二見壮一(ドロンズ石本)は嫌な顔をせずに調査に協力し、クオンをとても心配していた。そんな二見と話している最中、伊野尾は妙な視線を感じ…。
番組情報
金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』
TBS系
毎週金曜 午後10時~10時54分
<出演者>
宇崎凌…間宮祥太朗
伊野尾麻里…上白石萌歌
高井戸斗真…三山凌輝
浅見涼子…りょう
桐石拓磨…及川光博
轟謙二郎…仲村トオル
<スタッフ>
製作、BABEL LABEL TBS
企画・プロデュース・脚本:畑中翔太(『量産型リコ』『お耳に合いましたら。』『絶メシロード』など)
脚本:山田能龍(「全裸監督」「新聞記者(Netflixオリジナルドラマシリーズ) 」「朽ちないサクラ」など)、山口健人
法律監修:福島健史
音楽:森優太
プロデューサー:山田久人、瀬崎秀人、駒奈穂子
編成:松本友香、杉田彩佳
監督:原廣利(「帰ってきた あぶない刑事」「朽ちないサクラ」など)、山口健人(「イクサガミ」『アバランチ』など)、吉田亮
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