2月3日(金)より全国で公開する映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』。その上映に先駆け、ティム・バートン監督が都内で記者会見を行った。
本作は、孤島の屋敷を訪れた少年ジェイクと屋敷の主ミス・ペレグリン、そしてそこに住む特殊な能力を持った“奇妙な子どもたち”との交流を描いたファンタジー作品。他人とは異なる生き方をしているさまざまなキャラクターたちがたくさん登場することについて、バートン監督は「本作で語っているテーマは、私自身が経験してきたことでもある」と説明。「周囲からちょっと変わっていると思われている人たちというのは、実は芸術性に富んでいたり、静かな人であることが多い。みんなすごくいい人たちで、周りから少し奇妙と思われても、それは本来、別にいいことなんだ。それよりも、中身が普通の子どもあり、普通の人間であるということがとても大切なんだということを伝えたかった」と、映画に込めたメッセージを紹介した。
また、作中に登場する子どもたちについては、「彼らの中には初めて演技をするという子どもたちもいた。そのため、できるだけCGに頼らず、セットや家などは本物を使って撮影に挑んだ。そうした環境を用意することで、子どもたちに自分の演じるキャラクターと同じ驚きや衝撃を感じてもらいたかったんだ」と、撮影の裏話についても語ってくれた。
そして、会見の終盤には劇中のキャラクターに扮した女優の松井愛莉と人気の双子姉妹のりんか&あんなも登場。ひと足先に映画を鑑賞した松井は、「すごく興奮しました!現実と非現実が交錯する世界観にドキドキワクワクして、観終わって興奮が落ち着いた後も印象に残るシーンがたくさんありました」と監督に熱いメッセージを。いっぽうバートン監督も、映画から飛び出してきたかのような3人の姿に、「日本にきて、ご褒美をいただいた気持ちだ」と喜びを語っていた。
映画は2月3日(金)より2D3Dで全国公開
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