映画『ハルチカ』の完成披露試写会に、佐藤勝利(Sexy Zone)、橋本環奈、恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、市井昌秀監督が登場。
本作は、シリーズ累計56万部を突破した初野晴の人気青春ノベル『ハルチカ』シリーズを実写化。心優しいが気弱なハルタ(佐藤)と気が強くて明るく、元気なチカ(橋本)が、高校の入学式で運命的な再開を果たし、吹奏楽部で音楽を通して気持ちをつなげていく、“吹キュン”純愛ラブストーリー。
映画初出演で初主演となった佐藤は「すごく思い入れのある映画に仕上がっています」と笑顔であいさつすると、本作のキャッチコピーである“吹キュン”について「キュンキュンするシーンがたくさんあって。この映画では“吹キュン”と言ってるんですけど、まだ“吹キュン”が伝わらないと思うので環奈ちゃんが説明してくれます!」と橋本にムチャ振り。「めちゃめちゃわかりやすく言うと、まず胸キュンがあるじゃないですか(右手を上げ)、吹奏楽があるじゃないですか(左手をあげ)…。ウーン!“吹キュン”です(笑)」と橋本がピコ太郎のモノマネで説明すると、「おぉー流行ってるやつだ!」と佐藤も実演し、観客を沸かせた。
楽器演奏について「僕はホルンの経験はなかったんですけど、最初のレッスンから音が出ちゃいまして。自分でもかっこいいなと。ホルンって世界一難しい金管楽器としてギネスに載ってるんですよ。それが吹けちゃった…もう世界獲ったよ!」とドヤ顔の佐藤。「半年くらい練習したんですけど、難しさもたくさんあって。ホルンは音を外しやすい楽器なので、難しいメロディーを吹く練習をたくさん繰り返した思い出がありますね」と練習に励んだことを明かすも、MCから「それでもすぐに吹けたっていうことは才能があったってことですもんね?」と問われると、「才能しか感じなかった」と再びドヤ顔をみせた。
そんな佐藤に対し、市井監督は「楽器について、今はなんとなく余裕な感じで言ってますけど、本当にみんなひたむきに頑張っていて。軽く弾けたとか思われても嫌だもんね」とフォロー。「普段僕は撮影入る前とかはリハーサルをしないんですけど、今回は楽器があったので、みんなでまとまってドーンと演奏したときに、ものすごくグッときました。撮影に入ってないときにグッときちゃうのはめずらしい」と出演者たちの奮闘を称えた。
また、イベントでは2月3日に18歳の誕生日を迎える橋本をサプライズで祝福。誕生日ケーキが登場すると、佐藤が「ちょっと演奏しようかな」とこの日のために練習してきたというバースデーソングをホルンで生演奏。「すごーい!」とびっくした様子の橋本は「勝利君はハッピーバースデイも弾けるんだなと思って。今日のためにわざわざありがとうございます。うれしいです!」と大感激。「ちょっとだけ良くないところもあったけど、気持ちでやりました」と感想を語った佐藤は「誕生日が近いのも偶然。今日は1000年に1度のいい日になったんじゃないかな」と胸キュンセリフを披露し、会場は拍手に包まれた。
恋する背中をそっと押す、吹キュン純愛ムービー『ハルチカ』は3月4日(土)全国ロードショー。
公式サイト:http://haruchika-movie.jp/