映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」の大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、W主演を務めた佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)、そして小林聖太郎監督が登場した。
本作でイケイケヤクザの桑原を演じた佐々木は「こうして大ヒット御礼の舞台あいさつをさしていただけるほど幸せなことはないです。応援してくださってありがとうございます」と感謝。ぐーたらビンボーの二宮を演じた横山は「大ヒット御礼という形で皆様の前に立てていることを本当に幸せに感じております」とあいさつ。
トークコーナーでは、佐々木と横山が自身の好きなシーンについての解説。上映前の回ということで「まだ映画観てない人大丈夫?」と観客を心配するも、「すんませんね(笑)」と開き直る佐々木に横山は「あははは!“すんませんね”って(笑)」と大爆笑。
桑原が橋爪功演じる小清水を追いつめたシーンを上げた佐々木は「これ御堂筋です。淀屋橋と本町の間なんですけど、なんでこれを選んだかというと、会社に行っているときに淀屋橋の大阪市役所で仕事してて…」と自身が会社員時代の話に。「この間行かせてもらった(関ジャニ∞のコンサート)京セラドームをどうやって作るのかという仕事をしていて。久しぶりに行ったからテンションがあがってね。リハーサルよりも本番では橋爪さんにもちょっと強めにいった(笑)。撮影がすごく楽しかった日です」と説明。
いっぽう、横山はキムラ緑子演じる母・悦子とのシーンをピックアップ。「ここは感慨深いシーンですね。緑子さんが“子どもの残りもの食べるやろ”っておっしゃって僕の残っていた食べ物をパクッと食べたのがすごいリアルでした。僕の大好きなシーン」としみじみ。また、劇中での数少ないほっこりするシーンということもあり、「緑子さんが僕におっしゃたのは、息子を見る目じゃなくて、彼氏を見る目になってるなって(笑)。てか、なんか横から見たらすごい似てるな~。そう見えてくるんですかね」と笑顔。「このとき髪の毛長いな」と佐々木からつっこまれた横山は「今日切りたてですから。『ヒルナンデス!』終わって、すぐ切ってきました」と明かした。
最後、マスコミ向けのフォトセッションのタイミングになると「ちょっと待ったー!2月4日、蔵之介さん誕生日ですよね? このまま蔵之介を返しません!」という横山の声とともに、49歳の誕生日を迎える佐々木へのサプライズとして誕生日ケーキが登場。「ハッピーバースデイトゥーユー」と歌う横山は「俺、歌下手やな(笑)」と照れながらも観客と合唱。「一緒にお祝いできるのが本当にうれしい」と横山をはじめ、観客から拍手を贈られた佐々木は「おおきに!」と笑顔を浮かべた。
また、イベントでは2月3日の節分にちなみ、豆まきも実施。佐々木と横山が客席まで降り、「鬼は外!福は内!」の掛け声とともに、観客と豆まきを楽しんだ。
映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」は大ヒット上映中。
公式サイト:http://hamon-movie.jp/