「あん」「淵に立つ」などの名作を送り出してきたエレファントハウス配給の映画「スプリング、ハズ、カム」が、2月18日(土)より公開される。
今作は、「娘を知る」「父を知る」ためのおかしくも切ない、世界初の“ご町内ロードムービー”。男手ひとつで育てた娘と複雑な気持ちで東京の街をめぐる父親・肇を演じるのは、当代一の人気噺家で今作が映画初主演となる柳家喬太郎。肇の娘・璃子役には、E-girlsメンバーで女優としても確かな演技力を見せる石井杏奈が抜擢された。さらに、2人が東京で触れ合う人々にはカリスマ的人気声優の朴璐美、実力派コントグループ「東京03」の角田晃広、「アルコ&ピース」の平田祐希、注目度が急上昇中の石橋けい、ラサール石井、そして二時間ドラマの女王こと山村紅葉が本人役で出演している。
監督は、初長編「あかぼし」が自主製作にも関わらず、第25回東京国際映画祭・日本映画ある視点部門に出品されるなど注目される新鋭・吉野竜平。そして音楽面では、インディーズから火がつきメジャーデビューを果たした東京カランコロンが歌う「ひなげし」の郷愁を誘うメロディーが、作品の世界を彩っている。
そんな本作の魅力を伝えるべく、公開初日から14日間連続のトークイベントを実施することが決定した。イベントには豪華出演者が登壇するほか、主題歌「ひなげし」を歌う、いちろー&せんせい(from 東京カランコロン)の生ライブも予定されている。
<トークイベント概要>
【新宿武蔵野館】
2月18日(土)柳家喬太郎、石井杏奈、角田晃広、柳川慶子 ※上映前登壇
2月19日(日)齋田吾郎(劇団ペテカン)、谷部聖子(劇団ペテカン)
2月20 日(月)柳家喬太郎
2月21 日(火)朴璐美
2月22 日(水)柳家喬太郎
2月23 日(木)風間杜夫(スペシャルゲスト)、 柳家喬太郎
2月24 日(金)柳川慶子
●吉野竜平監督は連日登壇予定
【渋谷ユーロスペース】
2月25日(土)いちろーとせんせい(from 東京カランコロン)
2月26日(日)梅舟惟永、兼松若人
2月27日(月)矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミングディレクター)
2月28日(火)柳家喬太郎
3月1日 (水)柳家喬太郎 ※上映前登壇
3月2日 (木)角田晃広
3月3日 (金)柳家喬太郎 ※上映前登壇
●吉野竜平監督は連日登壇予定
<作品概要>
東京の大学に通うため、広島から上京して一人暮らしをすることになった璃子(石井杏奈)は、2月のある日、シングルファーザーの肇(柳家喬太郎)と二人で部屋探しへ。そこで出会う人々との触れ合いが、二人の心にかけがえのない記憶を焼き付けていく。娘にとっては、ぶっきらぼうだが人情味あふれる父の愛を知り、亡き母が愛した一人の男性としての父を見直す旅でもあり、父にとっては、少女から大人の女性へと成長する娘への「さようなら」を覚悟する旅でもあった。
監督・脚本・編集:吉野竜平
脚本:本田誠人(ペテカン)
出演:柳家喬太郎、石井杏奈、朴璐美、角田晃広(東京03)、柳川慶子、石橋けい、平子祐希(アルコ&ピース)、ラサール石井、山村紅葉
©『スプリング、ハズ、カム』製作委員会