ソニーが展開する「MOTION SONIC PROJECT」で開発されたウェアラブル型端末の最新版 実験機ver.5.0がスペシャルサイトで公開された。
「MOTION SONIC PROJECT」が目指しているのは、「身体感覚と音表現の完全なシンクロ」。マイクと6軸センサーなどを組み合わせ、動作の軌道や緩急、揺らぎなどの情報を高精度に取得、「カラダの動きを音に変える」「カラダの動きで音楽を操る」という、2つの体験を生みだすアイテムの開発に取り組んでいる。
今回公開された実験機ver.5.0は、重要なポイントである“カラダとアイテムの一体感”を実現すべく、ソニーの若手エンジニアとデザイナーが試行錯誤を繰り返して完成。“風切り音”の取得を最大限に考えた3つのマイクの配置や、シームレスな音色を可能にした6軸センサー、動くたびに輝くLEDの搭載など、過去の実験や取り組みを随所に反映し、デザインや機能を一新。スペシャルサイトでは、製作段階デザインスケッチも公開している。
さらに、これまでさまざまなパフォーマンスで「MOTION SONIC PROJECT」を盛り上げてきたダンスパフォーマンスチーム s**t kingz と再びコラボし、実験機ver.5.0を着用して制作されたエンターテインメントショームービーが公開されている。
このムービーは、“日常的なカラダの動きを音に変える。そうすれば、何でもない毎日がちょっと楽しく、明るくなる。”というプロジェクトの想いを込めて制作された。学校、工事現場、公園、会社などのシーンにアイテムを足し“音”を生み出すことで、何でもない日常のワンシーンがエンターテインメントに変わっていくさまをショー仕立てで表現している。
“THE SHOW”MOTION SONIC PROJECT
https://youtu.be/VT4GzjhwqHI
「MOTION SONIC PROJECT」スペシャルサイト:http://motionsonic.sony/