注目の若手芸人アナクロニスティックらが『ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!』のレギュラー獲得

エンタメ総合
2017年03月29日

『ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!』 全国無料放送のBS12 トゥエルビで放送中の『ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!』で、新メンバーのオーディションが行われ、4月から番組に出演できるレギュラー出演者が決定した。

 この番組は、明日のバカ売れ商品、サービスを探している秘密の研究所を舞台に、鈴木拓所長、塚地武雅副所長が持ち込まれた商品の特徴に鋭く迫り、独自の実験で分析するバラエティ。

 新メンバー最終オーディションに残ったのは、アナクロニスティック(長谷川巧貴・ホビー)、ギャンブル芸人の岡野陽一、天然女芸人のいかちゃんの3組。最終審査は、“商品30秒プレゼン”“法則を見つけろゲーム”“ロシアンワサビ寿司”の3ラウンドで行われた。

 特に盛り上がったのは、突然出される商品に対してカンペを見ながら30秒PRする“商品30秒プレゼン”。塚地が「プレゼンは若手芸人の登竜門や。出来なかった奴は本気で落ち込め、そして芸人やめちまえ!」と激を飛ばす中で、トップバッターのいかちゃんは「ハイブリットシェフナイフ」をプレゼン。ところが30秒内にカンペの1行しか読めず、しかも商品名を間違えるという痛恨のミスを犯してしまう。

 次のアナクロニスティックは、雨傘「キャリーサカサ」を絶妙なコンビネーションで卒なくPR。しかし鈴木や塚地からは「いかちゃんのプレゼンのほうが逆に“なんだろう?”と思わせる不思議な魅力があった」「月並みな奴はいらないんだよ!」と厳しい指摘。ホビーは「それはほかのオーディションでも毎回言われる評価…」と肩を落とした。

 最後は「この番組に出れば借金を返済できると聞いてやって来ました」という芸歴9年 ・借金額750万円の岡野がシミ抜き剤「スポッとる!」を紹介。ところがあまりにも怪しげな口調とニセ情報を入れ込むプレゼンに、鈴木や塚地からは「口調がうそくさい!詐欺師がテレビに出ちゃダメ!」「うそを入れつつの怪しげプレゼン!」とのクレームが。それでも岡野は「口調はその都度変えますから!TPOはわきまえているつもり」と食い下がった。

 全ての審査が終わり、鈴木が発表した審査結果は「全員合格!」。実はこの最終オーディションは、ドランクドラゴンの貴族的お遊びで、3組に絞られた段階で彼らのレギュラー抜擢は既に決まっていたという。

 新メンバーの加入に塚地は「ありがたい機会をもらった。この若手のノリを利用して、もう一つ我々が売れればなと思う。ここで仕入れたそれぞれのネタをいただいて、地上波の番組でバンバンやりたい」と後輩芸人を踏み台にする構えで「それぞれライブシーンで活躍している人気の後輩たちなので、一緒の並びで番組をやることでファンや視聴者の皆さんに『やっぱりドランクドラゴンって面白いんだ』と思ってもらい、それぞれのファンをかっさらっていきたい」と宣言。鈴木も「後輩とか関係ないからね」と闘志を燃やしていた。