ハリー杉山が松嶋菜々子主演『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章』でドラマデビューすることが決定。さらに、相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』第1話にゲスト出演する。
ハリー杉山は、イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、本名は“杉山ヘンリーアドリアンフォリオットスコットストークス”。先祖にプランタジネット朝の第5代イングランド王エドワード1世を持ち、イギリス貴族の血を引いている。英語、フランス語、中国語、日本語の4か国語を話すことができ、11歳から18歳までイギリスに在住し、学生時代からイギリス王室のウィリアム王子をはじめ、貴族と交流を持つという華麗な経歴の持ち主だ。
4月15日(土)、16日(日)放送の『女の勲章』でハリーは、パリ在住の世界的デザイナーと契約を結ぶために、日本からやってきた松嶋演じる大庭式子の滞在中の世話をする繊維会社の特派員・園田を演じる。重要な局面で通訳として式子を支える大事な役どころだ。
さらに、ハリーは4月17日(月)スタートの新月9ドラマ『貴族探偵』の第1話にゲスト出演。第1話で起こる事件関係者の一人である会社員・笹部恭介という青年を演じる。
日本有数の財閥グループの社長令嬢である玉村依子(木南晴夏)の友人で、彼女が所有する山荘で開かれたパーティーに招かれた笹部。パーティーを楽しむ参加者をあざ笑うかのように、凄惨な殺人事件が起きる。
<ハリー杉山 コメント>
◇ドラマ初出演となりますが、ドラマ出演の話を聞いた時の感想は?
「青天の霹靂です。自分の耳を完全に疑いました。興味はあってもモデル時代はお芝居のオーディションは挫折のみ。要するに経験がまったくない完全なる初心者です。
しかも人生初のお芝居の現場が松嶋菜々子さんと…しかも山崎豊子さんの作品…考える度に心臓が止まりそうでしたが、もうやるしかない、怖がっても仕方ないと割り切って“僕はできる!”と呪文のように自分に言い聞かせてました。そこで不器用な自分が何をできるか考え、原作を読み、仲の良い役者の方々からアドバイスをいただき、忘れかけていたフランス語もフランス人の知人のクロワッサンを食べる仕草から勉強し、現場に挑みました」
◇松嶋菜々子さんとの共演についての感想は?
「撮影直前は生まれたての子鹿のように心身共に震えていたのですが、撮影が始まり、松嶋さんとコミュニケーションを取る度に自然と心が落ち着きました。美しいのはもちろん、優しさと心の温かさ、心の余裕がオーラにも出る方で、初めてお芝居のお仕事をされた時のお話をしてくださったり、長台詞の基本的な伝え方を教えてくれたりしました。大女優からなんて貴重なお言葉を! これはNGを出せるはずがない! と思いきや出してしまった時の松嶋さんの“大丈夫! ゆっくり…”とのお言葉には救われ、なんとか乗り切りました。陽だまりのように優しい方でした。
初のドラマ出演はとことん楽しく光栄で、“新しいページをめくれた、今後自分のキャリアにおいて大事なターニングポイント”と感じています」
◇ドラマ初出演に続いて月9ドラマ『貴族探偵』のオファーを受けたときの感想をお願いします。
「ずっとお芝居と無縁だった男が…『女の勲章』…からの月9…しかも30周年を記念する作品の第1話なんて…数秒絶句した後…身を引き締めて本屋に走り原作を買いました」
土曜プレミアム
『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章 第一夜』
『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章 第二夜』
第一夜 4月15日(土)午後9時~11時25分
第二夜 4月16日(日)午後9時~11時24分
『貴族探偵』
4月17日スタート
毎週月曜午後9時~9時54分
(初回30分拡大:午後9時~10時24分)