マーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』“最後”の予告編が解禁された。
解禁された予告編では、ローガンがX-MENのコミックを「マンガは作り物だ」と言い放つ。長年の激闘で心身共に疲れ果て、不死身の治癒能力が衰えたローガンは、生きる目的さえも失ったまま荒野の廃工場でひっそりと暮らしていた。そんなローガンの前に現れたのは、強大な武装集団に追われるローラという謎めいた少女。絶滅の危機に瀕したミュータント最後の希望であるローラの保護者となったローガンは、アメリカ西部からカナダ国境を目指して旅立ち、迫りくる最強の敵との命がけの闘いに身を投じていく――。
「愛する人がいて居場所がある。これが普通の人生だ。君は経験すべきだ」というチャールズのせりふのとおり、冒頭で万引きをするローラを叱るローガンの姿や、チャールズと3人で楽しそうに笑う姿は、超人ではなくまるで普通の人間の家族のようだ。
『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)に続き、メガホンをとるジェームズ・マンゴールド監督は「ローガンは、悪い奴は怖くないし、死も怖いと思っていないが、愛情を怖がっている。それに人と関わることや親密になることが怖い。ローガンに対し、一種のスケールの大きい感情的な要素を突きつけた映画だ」とローガンのキャラクターについて語っている。
これまでに9度孤高のヒーローを演じてきたヒュー・ジャックマンも「本作は、以前の“X-MEN”シリーズ、そして全てのアメコミ映画よりも“桁違い”にリアルに、人間らしく描かれている。ウルヴァリンは、アメコミ映画の中でダークで複雑を極めたキャラクターの一人かもしれないが、最後にこのキャラクターを探求するには、彼がどんな人か核心に触れることが重要だった」と、より人間らしさを追求したストーリーになっていることを明かしている。
映画「LOGAN/ローガン」予告
『LOGAN/ローガン』
6月1日(木)全国ロードショー
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート
配給:20世紀フォックス映画
©2017Twentieth Century Fox Film Corporation