松田龍平、イタリアでの大盛況ぶりに「幸せな気持ちになった」映画「ぼくのおじさん」ウディネ映画祭

映画
2017年05月03日

117905_01_R 映画「ぼくのおじさん」がイタリアで開催中の第19回ウディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門で上映され、主演の松田龍平が監督の山下敦弘、企画・脚本の須藤泰司とともに舞台挨拶を行った。

 本作は、芥川賞受賞作家・北杜夫の同名小説が原作。ダメダメなのになぜか憎めないおじさん(松田)とそのおじさんを支える利発な甥っ子・雪男(大西利空)が織りなす、おかしくてちょっぴり切ないハートフルコメディ。

 昨年の同映画祭で、主演映画「モヒカン故郷に帰る」にてブラック・ドラゴン賞とブロンズ・マルベリー賞をW受賞した松田は「去年に引き続き、こんなに早くにこの映画祭に戻ってこれるとは思っていませんでした。とてもうれしいです、ありがとうございます」とあいさつ。本作のほかに「オーバー・フェンス」「リアリズムの宿」の合計3作品が上映される山下は「映画祭に招待してくれてありがとうございます。とにかく楽しんでいただき、主人公のおじさんを好きになってもらえれば」と。また、須藤は「松田さんと山下監督に素晴らしい映画祭だから、ぜひ行きましょう!と聞いていたので、今日ここで皆さんと一緒に映画を見ることができて、とても幸せです」とコメントした。

 上映中は笑いが絶えず、上映後は満席の劇場から拍手が鳴りやまないほどの大盛況ぶりで、ロビーでは松田や山下監督にサインや写真を求めるファンが殺到した。上映終了後、松田は「“雪男”と“おじさん”の会話劇で成り立っているところがある映画なので、最後まで楽しんでもらえるか不安でしたが、終始笑いに包まれた劇場の空気に逆にドギマギしてしまいました。エンドロールが始まってからは幸せな気持ちになりました」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 映画「ぼくのおじさん」のDVDが5月10日(水)に発売。特典映像として、松田×山下監督×企画&脚本・須藤によるオーディオコメンタリーやメイキングが収録される。

DVD「ぼくのおじさん」
5月10日(水)に発売
4700円+税

●映像特典
「ぼくのおじさん」撮影日記/スペシャル座談会(松田龍平×真木ようこ×大西利空×戸次重幸×監督:山下敦弘)/ヒット祈願イベント/初日舞台挨拶/ショートアニメ映像集/娘が語る「ぼくのおじさん」と北杜夫/プロモーション映像集/松田龍平×監督:山下敦弘×企画・脚本:須藤泰司によるオーディオコメンタリー

発売元:テレビ朝日・東映ビデオ
販売元:東映

公式サイト:http://www.toei-video.co.jp/DVD/bokuno-ojisan.html

©2016「ぼくのおじさん」製作委員会

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