『劇場版FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』の公開初日舞台あいさつが5月6日(土)TOHOシネマズ 新宿にて行われ、声優の柿原徹也、平野綾、釘宮理恵らが登壇した。
原作『FAIRY TAIL』は、2006年の連載開始から愛され続ける大人気コミック。TVアニメは全277話という長期に渡り放送され、海外からも高い評価を受けている。今回の劇場版は、原作者・真島ヒロが自ら描き下ろした約200ページに及ぶ渾身のネームを基につくられたオリジナルストーリーとなる。
アニメ放送時より主人公・ナツの声を担当していた柿原は、劇場版公開への感動もひとしおのよう。「長年ナツと歩んできて、ルーシィやハッピーと冒険をしてきて、劇場版まで来ることができました。TV版とは違いわざわざ劇場まで足を運んでくださる方々がいて、こんなにうれしいことは他にありません」と。平野は「『FAIRY TAIL』という作品は原作の真島先生もスタッフの方々も声優陣も熱がすごい作品なので、この劇場版もファンの皆さんの熱で盛り上げていただきたいと思います」とファンに呼びかけた。
この日、スペシャルシークレットゲストとして、原作者の真島ヒロがサプライズ登壇。会場がファンの熱気で包まれる中、真島は特に仲が良いという柿原の仰天エピソードを暴露した。真島がイベントでパリを訪れた際、冗談で柿原に「フランスに来なよ」と連絡すると、本当に来たという。会場から驚きの声が上がる中、柿原は「しかも全額先生が払ってくださったんですよ」とさらに真島の太っ腹具合を明かし、会場をどよめかせた。
舞台あいさつの終盤、真島は「皆さんのおかげでこんなにも長い間連載させていただき、本当にありがたいです」とファンに感謝を伝えた。
<ストーリー>
フィオーレ王国の神殿に奉られた魔法の杖・竜の涙。世界を滅ぼすほどの力を秘めるというこの杖が、王国の反逆者ザッシュによって奪われ、ステラ王国の国王・アニムスの手に渡ってしまう。竜の涙奪還の依頼を受けた魔導士ギルド・妖精の尻尾(フェアリーテイル)のナツ、ルーシィ、ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルは、ザッシュを追ってステラ王国へと潜入する。そして竜の涙を巡る攻防の中で、彼らはアニムスに仕える魔術師・ソーニャと出会うが……。竜の涙を我が物としようとするアニムスの狙いとは!? 国を救いたいと願うソーニャの秘密とは!? 様々な思惑が交錯する中、妖精の尻尾(フェアリーテイル)は世界の危機に立ち向かう。そして、壮絶な闘いの中で、ナツの本能が目を覚ます――!?
『劇場版FAIRY TAIL –DRAGON CRY-』
全国公開中
キャスト:柿原徹也 平野 綾 釘宮理恵 中村悠一 大原さやか 佐藤聡美 堀江由衣 古川 慎 悠木 碧 斉藤次郎
原作:『FAIRY TAIL』真島ヒロ(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:南川達馬
脚本:米村正二
キャラクターデザイン・総作画監督:山田裕子
音楽:高梨康治
音響監督:はたしょう二
制作:A-1 Pictures
製作:劇場版フェアリーテイルDC製作委員会
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/FT.DC/
©真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会