マイク・ミルズ監督が新作『20センチュリー・ウーマン』プロモーションのために来日した際に撮影した写真を展示する特別写真展が、6月2日(金)から渋谷・トーキョー カルチャートbyビームスで開催される。
6月3日(土)公開の『20センチュリー・ウーマン』は、マイク・ミルズ監督自身が生まれ育った故郷サンタバーバラを舞台に、自らの母親をモデルにした「母と息子」の物語。お互いを必要としているのに、うまく表現できない、愛情深いシングルマザーと反抗期の15歳の息子。そして彼らを助ける2人の個性的な女性たちとの特別な夏を、パンク・ロックなどの当時のカルチャーと共にユーモアを交えて爽やかに描きだす。
本作のプロモーションのため、ミルズ監督は桜の散り始める3月下旬に来日。トークイベントや雑誌の表紙撮影、対談、インタビューなど朝から夜までフル稼働のスケジュールの中、自由になるわずかな時間には宿泊先のホテルの近くをぶらぶらしたというミルズ監督。そして唯一のオフの日に親しい友人と散策した時に撮影したモノクロ写真30枚ほどが、ロサンゼルスに戻ったミルズ監督から到着した。
東京が舞台のドキュメンタリー映画『マイク・ミルズのうつの話』では何度も来日。ロックバンド「Butter8」のメンバーとして来日したこともあり、東京には詳しいミルズ監督。取材中も「あの店はまだあるの?」「あの本屋はなくなったんだね」と東京のなじみの街について質問していたという。久々に訪れた東京は、ミルズ監督の眼にどのように映っていたのか――。
映画公開を記念し、この写真を特別に披露する写真展がトーキョー カルチャートbyビームスで開催。また5月20日(土)発売の「SWITCH Vol.35」にもミルズ監督のインタビューとともにこの写真の一部が掲載される。
I WANT TO SEE THIS MODERN WORLD.
TOKYO PHOTOS BY MIKE MILLS
会期:6月2日(金)~ 7日(水)
場所:トーキョー カルチャートbyビームス(東京都渋谷区神宮前3-24-7 3F)
営業時間:11:00~20:00
http://www.beams.co.jp
『20センチュリー・ウーマン』
6月3日(土)より丸の内ピカデリー/新宿ピカデリーほか全国公開
<ストーリー>
1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、思春期を迎える息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育に悩んでいた。ある日ドロシアはルームシェアで暮らすパンクな写真家アビー(グレタ・ガーウィグ)と、近所に住む幼馴染みで友達以上恋人未満の関係、ジュリー(エル・ファニング)に「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」とお願いする。15歳のジェイミーと、彼女たちの特別な夏がはじまった。
監督・脚本:マイク・ミルズ(『人生はビギナーズ』)
出演:アネット・ベニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグ、ルーカス・ジェイド・ズマン、ビリー・クラダップ
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド
公式サイト:20cw.net
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