第3回となるTSUTAYA主催の映像クリエイター発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM」(TCP)より、初代グランプリ・中江和仁監督と第2回準グランプリ受賞者・ヤングポール監督登壇のスペシャルトークショーが開催された。
中江監督が手掛けたTCP初代グランプリ受賞作品「嘘を愛する女」は、長澤まさみ、高橋一生、吉田鋼太郎のキャスティングで映画化され、2018年全国公開決定。これを受け、中江監督は「『嘘を愛する女』は、10年以上温めてきた作品です。TCPに応募する前からさまざまなコンテストに応募していたが、なかなか通らなかった」と言い、「企画段階から実際に映画化となると、自身の基の企画を公開映画として変化させていかなければならないということが大変だった」と受賞に至るまでと映画監督としてのそれぞれの苦労を明かす。
また初挑戦となった第2回TCPで「ゴーストマスターズ!~呪いのビデオができるまで~(仮)」が準グランプリを受賞したヤングポール監督からは「締切があると、自分が何を考えているかとか向き合えるチャンスにもなるし、成長にもつながる。とりあえず書いてみることがいいと思う」とアドバイスも。
最後に中江は「(受賞すると)企画を出してから撮影までが長いので、作品と長い付き合いになる。なので、自分の好きなものをいかに楽しく、みなさんにウケるように考えていただければ」と未来の映像クリエイターに向けて、メッセージを送っていた。
「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」
募集期間:~6月13日(火)
募集内容:実写映画化(長編)可能な作品企画の募集
対象:プロ・アマ、年齢、性別、国籍の制限なし
公式サイト: http://top.tsite.jp/special/tcp/