小栗旬、西島秀俊が共演する連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』に出演中の女優・新木優子がトークイベントに出席。ドラマの撮影裏話を明かしたほか、劇中でも見せているカリ・スティックを使ったアクションも生披露し、集まった約200人の観客を喜ばせた。
ドラマでは元凄腕のハッカーで、サイバー情報分析のスペシャリスト・大山玲を演じる新木は、「ブラインドタッチの練習」にも励んだという。また、大山のシーンでおなじみなのが、特捜班メンバーに事件の概要などを説明する“長ゼリフ”。新木は「これはひたすら読んで覚えるしかない。冷静な顔でセリフを言っていますが、頭の中はパニックです(笑)」と知られざる苦労を明かして笑わせた。
そして、ドラマの大きな見どころの1つが、迫力満点のアクションシーン。特捜班のメンバーは、いずれも「カリ」と呼ばれる武術の使い手で、とくに長さ60センチほどの棒状の武器「カリ・スティック」を巧みに操りながら犯人を制圧する姿は圧巻。新木もカリの特訓を受け、1回につき3時間の練習を何回もこなしたとか。「アクションには初挑戦だったこともあって、練習が大変。基本の受け身や、立ち回りの流れを教えてもらうんですけど、翌日に撮影があると、体が筋肉痛でまた大変で(笑)」と。カリ・スティックを使ったアクションをステージで生披露すると、リズミカルな殺陣のようにステッィクを合わせる見事なアクションを見せた。
また、現場では「スイーツの差し入れ」が充実していたとのことで、これに大きな役割を担っていたのが、実は大の甘党という西島。「西島さんが差し入れてくださるスイーツがとてもおいしくて。さすが“スイーツ男爵”です(笑)」と西島の意外な素顔を暴露。さらに現場には、小栗がコーヒーメーカーを差し入れ、「20種類ぐらいあるドリンクの中から、いつでも好きなものが飲める」という『喫茶 小栗』なる憩いの場も登場しているという。
小栗について新木は「本当に気さくで、スタッフやキャストの誰にでもやさしく話しかけてくださるんです。仲良くなるにつれて、私のことを『ユンピョウ』とファンの皆さんの間で呼ばれているあだ名で呼んでくださったり(笑)。そんな小栗さんのおかげで、現場の雰囲気がとても和みました」とドラマの“座長”小栗のやさしい心遣いを振り返った。
また、イベントには主題歌の「I need your love」を歌う実力派シンガー・Beverlyも登場。5月31日(水)に発売されるデビューアルバムCDにも収録されている主題歌と挿入歌「Empty」を披露した。そのパワフルな歌声に、新木は「こんなにかわいらしい女性からこれほど迫力のある歌声が出てくるなんて」と大感激。
ドラマはいよいよクライマックスに向かうが、「大山が頑張ってます。これまでは謎だった大山の背景も明らかになるし、メンバーの個々がそれぞれの戦いに挑むシーンもあるので、注目してください」とPRした。
ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)は毎週火曜 夜9時より放送中。