齊藤工が監督作『blank13』で上海映画祭「新人監督賞」にノミネート

映画
2017年06月08日

映画『blank13』 齊藤工監督、高橋一生主演の映画『blank13』が、第20回上海国際映画祭「アジア新人賞部門」に選出され、齊藤監督が「新人監督賞」にノミネートされた。

 上海映画祭は6月17日(土)から26日(月)まで開催。本作の上映は6月18日で、齊藤工監督、神野三鈴の舞台あいさつを予定、受賞発表は6月23日(金)に行われる。

 本作は、放送作家のはしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語。主人公・コウジ役には、高橋一生。彼女役を松岡茉優、失踪した父親役をリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が演じ、斎藤工自身も主人公の兄役で出演している。また、音楽監督は俳優・ミュージシャンとして活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが担当している。本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭では、観客賞にあたる「ゆうばりファンタランド大賞《作品賞》」を受賞している。

<齊藤 工監督 コメント>

『blank13』は日本特有の埋葬・葬儀
身内の死に纏わる家族の距離を描いた作品だと思っています
そもそも企画段階から海外の方々からの目線を意識して切り取った作品でもあります
無理を言って火葬場の裏側の作業にもカメラを向けさせて頂いたり
我々の疑問すら持たなく
“そう言うもの”とやり過ごす
当たり前の風習こそが作品の味わいになればと作りました
なので海を渡った反応は
本作の大きな“目的”です
世界12大映画祭の一つにも数えられる
権威ある上海国際映画祭〈アジア新人賞部門〉新人監督賞へのノミネート
心から光栄に思います

<ストーリー>
突然失踪した父。空白の13年間が父の死後に埋まっていく―
実話に基づく、ある家族の物語。
突然蒸発し、13年間行方不明だった父親の消息が判明。しかし、家族との溝が埋まらないまま、その3か月後にガンでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた13年間の空白が、 葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに 埋まっていく…

映画『blank13』
2018年2月3日、シネマート新宿にて限定公開

<スタッフ>
監督:齊藤工
原作:はしもとこうじ
脚本:西条みつとし
音楽:金子ノブアキ
主題歌:笹川美和「家族の風景」cutting edge
スチール:LESLIE KEE

<出演>
高橋一生
松岡茉優 斎藤 工 神野三鈴
大西利空 北藤 遼
織本順吉 村上淳 神戸浩 伊藤沙莉 川瀬陽太
岡田将孝(Chim↑Pom) くっきー(野性爆弾) 大水洋介(ラバーガール) 昼メシくん 永野 ミラクルひかる 曇天三男坊
豪起 福士誠治 大竹浩一 細田香菜 小築舞衣 田中千空
蛭子能収 杉作J太郎 波岡一喜 森田哲矢(さらば青春の光)
榊 英雄 金子ノブアキ 村中玲子
佐藤二朗/リリー・フランキー 他

公式サイト:www.blank13.com

©2017「blank13」製作委員会