4月にABCテレビに入社した新人の津田理帆アナウンサーが、6月16日(金)に本格デビューすることが決まった。この日の同局『おはよう朝日です』(午前6時45分)とABCラジオ『おはようパーソナリティ道上洋三です』(午前6時30分)に出演した後、『ABCラジオニュース』(午前11時、午後1時台)で“初鳴き”(初めて独り立ちしてマイクに向かい、電波に声を乗せること)を果たす。
津田アナは、兵庫県伊丹市出身の22歳。大阪大学外国語学部卒で、勉強の傍ら、接客アルバイトや歯科助手も経験。大学2年生のときには、今宮戎の福娘に選ばれた。研修の仕上げ段階になった6月14日には、テレビの本番環境でのニュース読みにトライ。「視聴者としてニュースを見ていたときは、こんなに難しいとは思いませんでしたが、1か月間の研修を通して、視聴者やリスナーの方に分かりやすく伝えることの難しさを実感しました」としみじみ話すと、「関西弁に大苦戦中です。標準語だと思っていたのに、実は関西弁だったと、研修を通して分かったこともあって…」と苦笑いを浮かべた。
今夏には『速報!甲子園への道』や、ABC高校野球中継内の『燃えろ!ねったまアルプス』のリポーターも担当。大阪桐蔭高校時代の同窓生である阪神の藤浪晋太郎投手とは、面識はないというものの、「同じ学校で、同い年で、あれだけの活躍をした。それを見て、私たちも頑張らないといけないと友人たちと話していました」と刺激を受けていることを明かした。
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