Vシネマ「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」と、その前日譚である「ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO」の初日舞台あいさつが6月17日に109シネマズ木場にて行われ、石垣佑磨、さいねい龍二、林剛史、伊藤陽佑、木下あゆ美、菊池美香、吉田友一、森田涼花、川本まゆ、坂本浩一監督が登壇した。
伝説のヒーローたちが究極のチームを結成する夢のシリーズ「スペース・スクワッド」の第1弾となる本作。2大宇宙警察ヒーローであるギャバンとデカレンジャーが、巨大な宇宙犯罪組織に立ち向かう。「ガールズ~」は、女性キャストのみ出演するという新しい試みのセクシーガールズアクション作品だ。
撮影は約1年前に行われたが、満を持しての封切りにギャバンtypeG/十文字撃を演じる石垣は、「舞台あいさつの日を楽しみにしていました。デカレンジャーのメンバーと並んであいさつをするのが夢だったので、グッときています」と喜色満面。デカレッド/赤座伴番を演じるさいねいは、「初日ということでお祭り感があるんですけど、確実に皆さんも交えての“お祭り”になると思う」と期待を込めた。
もともとは同じ事務所に所属していた石垣とさいねい。さいねいが石垣を「ヒーローにふさわしい役者さんだと思う」と絶賛すれば、石垣も「昔、事務所のオーディションで最終選考に残った10人の書類を見たとき、10人いる中でさいねいが一番カッコいいと思った」と。さらに、「その後しばらくして、『デカレンジャー』に決まったさいねいが『ホリプロ夏祭り』というイベントで多くの観客を前に変身ポーズを取ってたんですけど、それがすごく盛り上がってて。そのとき『さいねいカッケー! 変身っていいなあ』って思ったんです。それから10何年経って共演できるのは夢のよう」としみじみ。すると間髪入れずさいねいが「じゃあ今年のホリプロ夏祭り、2人で行く!?(笑)」とノリノリで提案していた。
劇中ではデカグリーン/江成仙一とデカピンク/胡堂小梅との結婚式が描かれるといい、この日、デカピンク役の菊池の指にはキラリと光るものが。菊池は「(伊藤が)amazonで指輪を買ってくれたの。もう結婚することを認める!」と話し、思わず伊藤は「やったー!」と喜びを爆発。会場のファンからも「おめでとう!」と2人にエールが送られた。菊池本人は現在独身ということで「私、ウメコになりたいわ本当に…。ウメコとセンちゃん、末永く幸せになってほしいです。何か人ごとみたいになっちゃいましたけど(笑)」と会場の笑いを誘うと、このやりとりを見たさいねいが「僕、昨年結婚したんですけど、実はまだ結婚指輪を買っていなくて」と告白。「ちょっと頂いていいですか?(笑)」と指輪をせがむさいねいに林が「アカンやろ!(笑)」とツッコミを入れ、会場は爆笑の渦に包まれた。