Netflixオリジナル映画「オクジャ/Okja」主演のアン・ソヒョン&監督のポン・ジュノが来日

エンタメ総合
2017年06月27日

126512_01_R Netflixオリジナル映画「オクジャ/okja」の記者会見が行われ、本作の共同脚本とプロデューサーでもあるポン・ジュノ監督と、主演のアン・ソヒョンが登壇した。

 本作はアン・ソヒョン演じるミジャという一人の少女が、危険をかえりみずに巨大な多国籍企業に追われる親友の“オクジャ”という動物を守る姿を描いた作品であり、先日フランスで開催された第 70 回カンヌ国際映画祭長編コンペティション部門へノミネートされたことでも注目を集めた。

 ポン・ジュノ監督は「可愛らしい少女(ミジャ)と大きな動物(オクジャ)の愛を込めた作品を作りたい」という思いから本作を製作したと言い、「1人の少女と動物のラブストーリーを作りたかった。僕にとってラブストーリーは初めてだった」とコメント。

 2100人以上の候補の中からアン・ソヒョンを主人公のミジャ役に決めた理由として「2010年の映画『ハウスメイド』や2013年の映画『モンスター』など、たくさんの作品に出演されていて経験が豊富だったのと、いわゆるよくありがちな子役俳優の演技とは全く違う演技だったのが印象的だった」と評価しつつも「でも、ほかの候補者と公平に審査をしていました。しかし、スタッフの中で『まさにこの子だ!』という確信がありました」と。監督の言葉を聞いたソヒョンは「『決まりましたよ!』という感じではなく、自然と監督と話している中で映画を撮った気がするので、この作品が公開されたときに気持ちがジワジワくると思います」と。

 ポン・ジュノ監督と仕事をした感想として「こんなに俳優を気遣ってくれる配慮の深い監督さんはいないと思う。これからもいろんな監督に出会うと思うが、ポン・ジュノ監督のような監督さんはいないです」と好印象だったが、撮影では「渓谷にいて、ミジャが『魚が食べたい』と言ったときにオクジャが水の中に落ちるシーンがあり、波動を作らないといけなかったので、水鉄砲を使って水を20回以上浴びました」という少し過酷な(?)エピソードを明かし、監督から「スミマセンでした、それは監督が悪魔でした」と日本語で謝罪をするという場面も。

 日本の音楽が好きだというソヒョンは、「日本だけではなく、海外の監督さんで私の演技を必要だと思ってくださるのなら、いつでも参加する準備はできています。でも、いろいろとオファーをいただいた中にポン・ジュノ監督の作品があったら、まず優先的に出演したいです」(ソヒョン)、「一生懸命準備します!」(ポン・ジュノ監督)と、今後の作品を一緒に出演する約束を交わしていた。

『オクジャ/Okja』は6月29日(木)よりNetflixで配信開始。
出演:ティルダ・スウィントン/ジェイク・ギレンホール/アン・ソヒョン
監督:ポン・ジュノ
公式サイト:https://www.netflix.com/jp/title/80091936

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