女優の米倉涼子が、現地時間7月3日にブロードウェイのアンバサダー劇場で行われた、ミュージカル『CHICAGO』に出演した。
米倉が本作で初めてブロードウェイの舞台を踏んだのは、5年前。主人公ロキシー役として、ダンス、歌、演技と現地でも高い評価を受けた。なお、日本人女優の主演によるブロードウェイ再演は史上初となる。
終演後、米倉は「5年ぶりにブロードウェイに帰ってきて、5年前は自分がやらなきゃいけないという気持ちが強かったのですが、今回はお稽古中からみんなが大丈夫、と言って励ましてくれました。やりきらないと意味がないので、今になって緊張してきました」と。
幕が開いた瞬間について聞かれると、「観客の皆さんの反応が聞こえてきて、背中を押してくれました。後ろにたくさんの仲間がいて本当に助かりました」と、観客、共演者に感謝を伝えた。また、再演がかなったことについて「今回は歌に重点を置いてトレーニングしてきて、楽しく歌えるようになってきた。(共演したブレント バレットとは)リハーサルが1回しかなかったけれど、楽しめました。みんなの思いをしょっているので、裏切らないようにしたいです」と決意を新たにした。
また、本作は、8月2日(水)から13日(日)に、東京・東急シアターオーブでの公演も予定されている。「日本では大澄賢也さんはじめ昔の仲間に助けてもらいました。5年前より力ついたかもしれません。アメリカ人になりたい気持ちでやってきたので、あとNY公演を10回やってスキルアップして日本に帰って、観客の方に喜んでいただけるよう頑張ります。ぜひ見に来てください!」とPRした。