窪田正孝が役衣装で登場!『東京喰種』LAプレミアで大反響

映画
2017年07月06日

128134_01_R 7月29日(土)公開の映画『東京喰種 トーキョーグール』のワールドプレミアが米ロサンゼルスで行われ、窪田正孝、萩原健太郎監督、永江智大プロデューサーが登壇した。

 世界累計3000万冊の発行部数を誇る話題沸騰の超人気コミックを窪田主演で映画化した本作。原作は、全世界37の国・地域で刊行され、2015年にアメリカで発売されたコミック第1巻は、NYタイムズのマンガベストセラーランキング1位を10回獲得。1位も含め、80週ランクインするという異例のヒットとなった。

 例年およそ10万人が訪れる、アメリカで最大級のアニメ、ゲームの祭典「ANIME EXPO」で行われた今回のワールドプレミアでは、1000人の「東京喰種」ファンが世界初の本作上映を堪能。上映前、萩原監督は「ここロサンゼルスに『東京喰種』のワールドプレミアとして来られることがものすごくうれしいです。皆さんに映画を楽しんでもらえることを祈ってます。今日は来てくれてありがとう」と、英語であいさつ。

 窪田は「Hello. My name is Masataka Kubota.」と話し始めたものの、「僕はあまり英語が話せません」と告白。はにかみながら「皆さん『東京喰種』は好きですか?僕も東京喰種LOVEです。世界に誇る漫画を皆さんの手でもっと広めていただければうれしいです」と日本語でコメントした。

 上映終了とともに割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こり、それまで緊張の面持ちだった窪田にも思わず笑みがこぼれた。上映後の舞台あいさつでは、窪田が劇中衣装のマスクを装着して登壇するサプライズが。会場のボルテージは最高潮に達した。

 アニメエキスポ初参加となった窪田は、「先ほどブースを回って、皆さんそれぞれのコスプレで、作品を愛してる気持ちとか、役に成り切れる瞬間を持っていることをすごく身近に感じられました。でも、どうか人だけは食べないでください(笑)。そして僕は八重歯がありますが、グールではありません!」と、会場を沸かせた。

 萩原監督は、「(グールのコスプレイヤーを見て)こんなにも作品を愛してくれていて、その中に入りたい、という愛がすごく伝わって来ました。もともと日本だけでなく世界中のグールファンに喜んでもらいたいという思いで作りました。だからこうやって皆さんがグールのいろんな格好をして、こんなに温かい声援を受けられることがうれしいです。思い描いていた夢よりも幸運な状況です」と喜んだ。

 上映中の観客の反応について、永江プロデューサーは「印象的だったのは、みんなラストのシリアスなシーンで笑っていましたが、まさかあそこで笑うとは、ということ」と、驚いた様子。そのコメントに窪田は「ザッツシリアス!」とツッコミを入れ、会場は爆笑の渦に包まれた。

 今後、現地時間7月7日(金)にドイツ・ベルリンでのヨーロッパプレミア、7月10日(月)にはジャパンプレミアが開催される。

『東京喰種 トーキョーグール』
7月29日(土)公開

原作:石田スイ 「東京喰種 トーキョーグール」集英社「週刊ヤングジャンプ」連載
出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 蒼井優 大泉洋 村井國夫/桜田ひより 相田翔子 浜野謙太 佐々木希 栁俊太郎
監督:萩原健太郎
脚本:楠野一郎
配給:松竹

公式サイト:tokyoghoul.jp
公式twitter:https://twitter.com/tkg_movie

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