神谷浩史が『クレヨンしんちゃん』で「ぶりぶりざえもんえかきうた」を歌う!8・4からOA

エンタメ総合
2017年07月07日
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK

 声優の神谷浩史が、テレビ朝日系アニメ『クレヨンしんちゃん』((金)後7・30)で8月4日放送分から流れる「ぶりぶりざえもんのえかきうた」を歌うことになり、レコーディングを行った。

 ぶりぶりざえもんは、主人公の野原しんのすけのお絵かきから生まれた“救いのヒーロー”。ヒーローでありながらたった3時間しか稼働できない上、高額な“おたすけ料”まで請求。さらには「私は常に強い者の味方だ」と言ってあっけなく敵に寝返ってしまう、清々しいほどの卑怯者だが、そのナンセンスな設定で人気キャラクターに。声優を務めていた塩沢兼人が2000年に他界して以降、セリフなしでの登場となっていたが、2016年に神谷が後を継いで16年ぶりに復活した。

 そんな神谷が歌う「ぶりぶりざえもんのえかきうた」は、ぶりぶりざえもんのチャームポイントである大きな鼻を目玉焼きに例えた「ふたごのめだまやき~ラッキー 皿からはみだした~」というフレーズから始まる、覚えやすい曲。『~しんちゃん』のムトウユージ監督が、ぶりぶりざえもんの別名「ジャン・ピエール・アンドレイ・ジョセフド・シャトーぶりアンヌ」も盛り込んで作詞した。

 神谷は「子供のころよく見ていたアニメ番組には、必ず“えかきうた”がありました。この歌も子供たちに覚えてもらえるのかなと思うと、本当に夢のようです。しかも今年26年目に突入した『クレヨンしんちゃん』の一員としてえかきうたを担うことができるなんて、非常に名誉なこと。レコーディングではぶりぶりざえもんらしく、気取った感じを意識しながら歌いました」と喜びを爆発させ、「ぶりぶりざえもんは“ジャン・ピエール・アンドレイ・ジョセフド・シャトーぶりアンヌ”の名を持つ、自称フランス貴族なので、それにふさわしくメロディーは高貴なイメージに仕上がっています。でも歌詞に登場するのは“めだまやき”や“うめぼし”など身近なものばかりでとても覚えやすいですし、基本的にぶりぶりざえもんはしんのすけのらくがきから生まれたキャラクターなので、気楽に描いてもらえればうれしいですね! ポイントは、2つのめだまやきをイメージして鼻を描くこと! 少しぐらい間違えてもOKですので、口ずさみながら思い思いのぶりぶりざえもんをいっぱい描いてくれたらうれしいです!」と熱くアピール。

 ぶりぶりざえもんの声優になって1年。神谷は「声優に就任した直後は偉大な先代の後を継ぐというプレッシャーの中、まるで平均台の上を歩いていくかのような感覚で堅苦しく役作りを考えてしんどかった」と吐露しつつも、「1年間かけて少しずつしんちゃんのキャラクターと触れ合い、視聴者の皆さんにも受け入れていただく中で、楽しみながら“神谷版ぶりぶりざえもん”というものに挑戦していけるかなと思えるようになりました。『クレヨンしんちゃん』という素晴らしい作品のキャストの一人として名前がクレジットされるなんて、本当に役者冥利に尽きるなと感謝しています!」と実感を込めて語っている。

 また、この「ぶりぶりざえもんのえかきうた」が放送よりひと足早く、7月15日(土)に開幕するイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」内の「クレヨンしんちゃん オラのRAKUGAKI部屋」(開催場所・EXタワー17F)でお披露目されることも決定。この部屋には、壁一面に子どもたちが自由にらくがき出来るスペースを用意。神谷がレコーディングを終えた直後に自ら歌いながら初めて描いた、貴重なぶりぶりざえもんのイラスト色紙も展示される。

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