GLAYが7月31日に都内で初のフリーライブ「TOKYO SUMMERDELICS」を開催。開催の5時間半前に公式HPにて発表したにもかかわらず、1万人の観客を動員した。
7月31日といえば、GLAYが18年前の1999年に幕張にて日本音楽市場最大動員数となる20万人ライブ「GLAY EXPO ‘99 SURVIVAL」を成功させた日であることから、ファンの間では“GLAYの日”と言われる特別な日。当日は「都内某所で何かが起こる」と事前告知されていたものの、場所や内容などの詳細は明かされておらず、午前10時に情報が解禁されると会場のお台場・青海南臨時駐車場J区画には各地からファンが殺到し、長蛇の列を作った。
灼熱の太陽が照りつける中、午後3時半にフリーライブがスタート。メンバーたちは割れんばかりの拍手に迎えられ、TERUの「みんなありがとう!楽しもうぜ!」という掛け声とともに、「the other end of the globe」でオープニングを飾った。ライブの合間には、「みんな大丈夫? 水分補給ね!」(TERU)、「自分の身は自分で守らないとね(笑)」(TAKURO)とファンの体調を気遣うメンバーたち。TERUは「1999年の20万人ライブから18年が経って、こうしてこの日に野外でできると思っていなかった」としみじみ。「99年のEXPOでも歌わせてもらったけど、18年経っても色あせることなくより一層たくさんのGLAYファンのみんな、音楽ファンから愛情を注いでもらってすごく成長した曲です」と曲紹介し、大ヒット曲「HOWEVER」を披露した。
その後、最新アルバム「SUMMERDELICS」にも収録されている「微熱Ⓐgirlサマー」「XYZ」を立て続けに演奏し、アンコールへと突入。JIROは「今日って早い人は何時から並んでくれたの? 6時!? 今日10時発表だったよね?」と驚きながらも、「TERU、おまえTwitterで何か言っただろ!」とTERUにツッコみ、メンバー同士の仲のよい掛け合いにファンも爆笑。JIROは「今日は本当は雨とか曇り予報だったけど、やっぱりこの人(TERU)のおかげで(笑)」と澄み切った空を見上げ、「20万人ライブを思い出すね。俺たちの後ろに太陽があって、ファンのみんなが真っ赤っかになっていった。今は大変でしょうけど、いい思い出になると思うので」と笑顔。ラストは「今日、来てくれた人に感謝の気持ちを込めて」(TERU)、人気ナンバーの「生きてく強さ」を熱唱。「ありがとう!愛してるぜ! また会おう!」とTERUがあいさつし、メンバーやファンの愛情と熱気に包まれたフリーライブは盛大に幕を下ろした。
GLAYの今後の活動としては、9月23日(土・祝)から23公演に及ぶアリーナツアー「GLAY ARENA TOUR 2017 “SUMMERDELICS”」を開催する。
GLAY公式HP:http://www.glay.co.jp/