8月25日(金)公開の『ワンダーウーマン』の日本語吹替版声優が決定した。
ワンダーウーマンの幼少期を演じるのは、大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主人公・直虎の幼少期おとわ役で出演し“天才子役”として注目を集める新井美羽。声優初挑戦となる新井は「普段のお芝居とは違って、声だけの演技は新鮮で楽しかったです。ダイアナのお母さんは戦う練習でもダメって言うけれど、ダイアナは強くなりたくてこっそり練習するシーンがかわいかったです」と注目のシーンを明かしている。
ダイアナが成長し、最強の美女戦士ワンダーウーマンになった後の声を演じるのは甲斐田裕子。島に不時着したパイロットのスティーブを小野大輔が演じる。
小野は「強くて美しいお姉さんは好きですか?僕は大好きです。ワンダーウーマンは圧倒的なパワーと美貌、そして純真な心を持つスーパーヒーロー。パートナーとなるスティーブを演じられて本当に光栄です。観れば皆様もきっとダイアナが好きになりますよ!」と語った。
甲斐田はワンダーウーマンについて「戦士であり、1人の女性であるワンダーウーマン。美しいガル・ガドットによってみんなの憧れが現実に姿を現しました。私は彼女の強く真っすぐな思いを日本語で表現できるよう、表情・声・息遣いにいつも以上に細かく集中して演じました。少し世間知らずの部分と、美しくも強い部分、その二面性にも注目していただければうれしいです。そして、圧巻のアクションシーンは必見です。私も吹き替えながら強くなった気がしてワクワクしました」と。スティーブ役の小野については「小野さんの声でしゃべるクリス・パイン、世の女性たちはダイアナに嫉妬すると思いますよ」と絶賛している。
そしてワンダーウーマンの母・ヒッポリタを演じるのは、『風の谷のナウシカ』の冷徹な皇女クシャナ役などで知られるベテラン声優・榊原良子。榊原は「クシャナとは異なり、ヒッポリタはその愛情で娘を守ろうとしますが、荒海に乗り出すのが“娘の運命”であり、それを静かに見送るのは“母親の使命”なのだと覚悟します。あふれる感情を抑えて佇むヒッポリタは“母”そのものだと思います」と。
最強の将軍アンティオペを演じるのは、『美少女戦士セーラームーン』シリーズのセーラーヴィーナス役を務めた深見梨加。深見は「アンティオペは幼少期のダイアナにとって唯一の理解者。ダイアナには類まれなる力があると分かっているからこそ、最強の美女戦士に育てるため姉に隠れて密かに訓練をするのです」と語った。
『ワンダーウーマン』
8月25日(金)全国ロードショー
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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