超新星ソンジェの韓国初主演映画「Guest House」のトークイベント付き上映会の東京公演が8月6日に渋谷区・さくらホールにて行われ、ソンジェをはじめ、出演者のちすん、武田裕光が登壇した。
映画「Guest House」は冬の韓国・江陵(カンヌン)を舞台に、俳優を志し日々オーディションを受けながら姉のソンウが経営するゲストハウスを手伝うジョンウ(ソンジェ)と、ソンウの友人でカーリング元日本代表選手のヒロコ(ちすん)との心温まる触れ合いを描いたハートフルストーリー。ソンジェが「着飾ってない、ナチュラルで自然な僕の姿が見られる」と語るように、時折ソンジェらしさが垣間見られるシーンが盛り込まれた作品となっている。
物語の冒頭のオーディションシーンはファンが見守る中で撮影したそうで、ソンジェは「まるで大学の演劇映画科の試験を受けたときのことを思い出しましたが、心地よい緊張でとてもいい感じに撮影できました」と振り返った。
また、ソンジェの役名については「監督から主人公の名前を“ソンジェ”にしようかと言われて、僕は『いやです』と言った(笑)。『好きな俳優は?』と聞かれたので『ハ・ジョンウさん』と答えたら、後日修正された台本で主人公の名前が“ジョンウ”になっていてうれしかったです」と意外な裏話も。ちなみに、小学生時代からの親友や、ソンジェが初めてカメラの前で演技をした際に兄役を演じた人もジョンウという名前だったそうで、ソンジェは「韓国に多い名前ではないんですが、“ジョンウ”という名前に縁があります(笑)」と明かした。
いっぽう、エンディング曲「願い」でソンジェとデュエットを披露しているちすんは、「僭越ながら初めて歌に挑戦しました。『こいつ何やねん』と思う方も、温かい気持ちで聞いてもらえたらと思います(笑)」とアピール。武田は「SNSで『Guest House』のことをいろいろお知らせしてもらえたらうれしいです」と観客に呼びかけていた。
「Guest House」は、12月23日(土・祝)からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開が決定。ソンジェが歌う劇中歌や、エンディング曲「願い」など全5曲を収録したイメージアルバムが好評発売中。
■映画「Guest House」作品情報
【ストーリー】 江陵に住んでいるジョンウ(ソンジェ)は俳優の夢を諦められず、オーディションを受けるためにソウルへ向かう日々。公務員である姉のソンウはジョンウが俳優への夢を諦めて江陵でゲストハウスを経営して真面目に生きてほしいと思っているが、姉の願いは叶わず、ジョンウのソウルへの脱出は続く。そんなある日、ソンウの友人で日本人のヒロコ(ちすん)が江陵へやってきた。ヒロコはカーリングの元日本代表選手。訳があり引退してしまったが、今回は仕事と、ある目的のために江陵へ。ヒロコはソンウが経営しているゲストハウスに宿泊。そこでジョンウと出会うこととなる。日本語ができないジョンウはヒロコと短い英語で会話をするが、好きな食べ物、静かな海、時間が止まっているような古い町並みなど、江陵に溶け込んでいる思い出や風景を共感しながら時を共にしていくうちに2人の距離は縮んでいき…。
監督:チョ・ソンギュ
出演:ソンジェ(超新星)、ちすん、キム・ガンヒョン、ベク・ソンウ、武田裕光、ソ・ウンチェ ほか
2017年/カラー/韓国/94分
配給:KATSU-do
©『Guest House』製作委員会
映画「Guest House」公式HP
guest-house.official-movie.com/