驚がくのラストが待ち受ける大人気シリーズ海外ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」シーズン5のBlu-ray&DVDが10月4日(水)に発売、DVDレンタル&デジタル同時リリースされる。
シーズン2でついに、前大統領の任期を引き継ぎ、大統領の座を手に入れたフランク・アンダーウッドは、次期大統領を見据えた策略を着々と進めていく。シーズン3では、党代表の選挙戦に突入。2016年、現実のアメリカ大統領選を控える中で配信されたシーズン4では、その後の選挙戦を予見していたかのような展開で視聴者を圧倒。党代表選に勝利したフランクがいよいよ予備選挙、本選挙に立ち向かっていく。そして、いよいよシーズン5では次期大統領が決定。果たしてフランクの勝利となるのかが注目される。
まるでドラマで起こっていることが現実とシンクロしているかのように、アメリカ政界をどこまでもリアルに描いている本作。劇中、フランク・アンダーウッドが自分に有利な政局を作るため、テロの脅威を理由に国境の閉鎖を指示。現実にも一時期トランプ大統領による大統領令によりイスラム教徒が大多数を占める一部の国からの入国を禁止し、物議をかもしたことも記憶に新しい。
主演のケヴィン・スペイシーは、アメリカの深夜のテレビ番組で、トランプ政権との比較を問われ、「去年、『ハウス・オブ・カード』を見ていた視聴者は“こんなのクレイジーだ、絶対起こりえない”と考えていたのに、18か月たった今、“ちょっと待てよ。これはありえるかもしれない”とか“同じことが起きている”と思うのがシーズン5だよ。今まで以上に恐ろしいことになっているんだ」と答えている。
本作の圧倒的なリアリティーは、CNNが「『ハウス・オブ・カード』のどこまでがフィクションで、どこからが現実か」という特集を大真面目に組むほど。それは個別の出来事だけでなく法案を通すためのドロドロした駆け引きから、米国家安全保障局(NSA)の情報収集プロセスまで、いわば政治の裏側が克明に描かれているからだ。国際政治の専門家でさえ「あぁ、こういうことだったのか!」と、アメリカ政治の解説を見ている気がしてくるという。その印象はあながち的外れではないようで、ビル・クリントン元大統領は「『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の描写は99%正確だ」とお墨付きを与えている。
アメリカでシーズン2が配信される前日、オバマ大統領(当時)が「明日はHouse of Cards。ネタバレをしないでほしい」とTwitterでつぶやき話題に。また、安倍晋三首相が訪米した際に、ホワイトハウスで開かれたオバマ大統領主催の公式夕食会で、本作のファンだと告白。さらに「私はこのドラマを(麻生太郎)副総理には見せないようにしようと思っている」と話し、会場を沸かせたという。
さらに、中国の習近平国家主席も、訪米中の演説で「中国の反腐敗闘争は権力闘争ではない。米テレビドラマ『ハウス・オブ・カード』(の世界)も存在しない」と発言して笑いを誘うなど、各国のトップが本作を話題にした。これらのエピソードからも、本作が世界的に注目を集めていること、その質の高さがうかがえる。
<ストーリー>
ヘラルド紙のフランク糾弾は反響を呼び、議会では大統領の汚職追及に拍車がかかる。しかし、アンダーウッド夫妻は決して引き下がらない。着実に票を集めるコンウェイに対し、フランクとクレアは不安な国民の心情を逆手にテロの恐怖をあおり、大統領選を力ずくで操ろうとする。そんな中、彼らにねじ伏せられてきた者たちが次々と牙をむき始める。『狩るもの』から『狩られる者』へ、野望の階段はついに崩されてしまうのか―。
<スタッフ&キャスト>
製作総指揮:デヴィッド・フィンチャー、ジョシュア・ドーネン、エリック・ロス、ケヴィン・スペイシー
原作:マイケル・ドブス
出演:ケヴィン・スペイシー、ロビン・ライト、マイケル・ケリー、ジェイン・アトキンソン、ネーヴ・キャンベル、エリザベス・マーヴェル、ポール・スパークス、ジョエル・キナマン
公式サイト:http://house-of-cards.jp/
「ハウス・オブ・カード 野望の階段」SEASON5 ブルーレイ&DVD
10月4日(水)発売/同時レンタル・デジタル配信開始
■Blu-ray Complete Package
4枚組(全13章)1万2,000円+税
■DVD Complete Package
4枚組(全13章)9,333円+税
レンタルDVD Vol.1~6
発売元・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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