ワタナベエンターテインメントが主催した『ワタナベ関西＆劇団Patch 次世代スター発掘オーディション』の最終審査が、8月19日に大阪市内で行われ、約1000人の応募者の中から大阪府出身の中学1年生、奥本智海さん（13歳）がグランプリに輝いた。また、審査員特別賞には、滋賀県出身の高校3年生、久保晴渡さん（17歳）が選ばれた。
最終審査に勝ち進んだファイナリストは18人。あらかじめA～Dの4チームに分けられ、個人での特技披露のほか、チームでの芝居とダンスを披露した。個人の特技披露では、奥本さんは得意のバスケットボールを披露。結果発表では、名前を呼ばれた瞬間、驚きの表情を見せ声を震わせた。
審査員を代表して、ワタナベエンターテインメントの渡辺ミキ代表取締役社長は、「進化の具合がとてもよかった。応募してから1次面接・最終審査まで日々、成長が見られた。これからの将来性に輝くものがあると思い、満場一致でグランプリに選んだ」と語った。
劇団Patchは、2012年4月に「演劇で関西を元気にしたい！」という志のもとに結成。同年10月より演劇公演“Patch stage”がスタートし、2015年12月の第7回公演「幽悲伝」では2500人の観客を集めて、在阪劇団動員数ナンバー1の記録を樹立した。2016年には、週刊少年ジャンプ連載中の人気ギャグ漫画「磯部磯兵衛物語」の公演を成功させ、全国で話題に。劇団員には、NHK朝ドラ「ごちそうさん」「あさが来た」、大竹しのぶ主演舞台「にんじん」に出演中の中山義紘や、「刀剣乱舞」「薄桜鬼ミュージカル」などの2.5次元舞台で活躍中の納谷健などがいる。
結成6年目を迎え、新しい仲間も加わった新生劇団Patchは、この秋、Patch stage vol.11「JOURNEY」で東京初進出を果たす。大阪発全国区の劇団を目指す劇団Patchの活躍に注目だ。
＜受賞者コメント＞
■グランプリ受賞 奥本智海さん
名前を呼ばれた瞬間語尾におもわず返事に「？」が付いてしまうぐらいびっくりしました。今後はどんな小さな舞台であっても皆を喜ばせられる俳優になりたいです。
■審査員特別賞 久保晴渡さん
やっと自分のやりたいことのスタートラインに立てました。今後は演技だけじゃなくトーク力も身につけて色んなジャンルで活躍したいです！！
■劇団Patchメンバー 代表コメント
可能性がいっぱいの2人が選ばれたと思うのでこれからが楽しみです！関西に新しい風を吹かせましょう！！