2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた、島本理生原作の恋愛小説「ナラタージュ」を嵐・松本潤主演、ヒロインに有村架純、恋愛映画の名手・行定勲監督がメガホンを取り映画化、10月7日(土)に全国公開される。そして、本作の主題歌入り予告編にて、野田洋次郎が作詞・作曲を手掛けた、アーティストadieu(アデュー)による主題歌「ナラタージュ」が公開された。
高校教師と生徒として出会った二人が、ときがたち再会した後、決して許されはしない、けれど一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる。主人公・葉山貴司(はやま たかし)役には、松本潤。これまでの恋愛映画で見せてきたまっすぐな青年役とは違う、許されない恋に悩みながらも思いに抗えない高校教師・葉山を演じる。葉山を全身全霊で愛する工藤泉(くどう いずみ)役には、有村架純。全てを捧げてもいいと思える恋に、身も心もさらけ出し突き進む女子大生に、体当たりの演技で挑む。そして、泉に思いを寄せ、一度は恋人になるも、葉山を忘れられない泉への恋心と嫉妬に揺れる大学生・小野玲二(おの れいじ)役を坂口健太郎が務め、さらに大人になった泉の同僚となる宮沢役を瀬戸康史が、葉山の妻・美雪役を市川実日子が務めて脇を固める。
https://youtu.be/DPTVDDvEBWY
本作の主題歌入り予告編にて、野田洋次郎が作詞・作曲を手掛けた、アーティストadieu(アデュー)による主題歌「ナラタージュ」が公開。主題歌予告編は、「雨が降るたびに、今もあなたを思い出す」という泉(有村架純)のナレーションに合わせ、雨の中で傘をさす泉とうつろな目をした葉山(松本潤)の視線がクロスする瞬間から始まる。孤独な泉を、教師である葉山が救った出会いの高校生時代から、卒業後の再会。しかし、「一生に一度の恋」が「決して許されない恋」だったという事実。「わたしには、あなたでした」と思い合う2人が、どうしようもない運命だと知ってなおも抗いながら、不器用に恋を貫こうとする姿が映し出され、切なくも希望にあふれた楽曲が2人の恋路を包み込む。
主題歌「ナラタージュ」は、現在、各音楽配信サイトより先行配信中。
本作に共鳴した野田洋一郎が、映画の映像を実際に見た上で、まるで泉の気持ちを表すような詞、2人の一生に一度の恋を包み込むようなメロディを紡ぎあげている楽曲「ナラタージュ」。新進気鋭のプロデュースチームTokyo Recordingsが野田とCo-Arrangerとして参加し、究極の恋愛映画を締めくくる主題歌にふさわしい、珠玉の恋愛ソングを作り上げた。楽曲を歌うadieuは、都内の高校に通う17歳の女子高生で、そのプロフィールはベールに包まれている。映画「ナラタージュ」を10年間温めてきた行定勲監督が制作陣と共に、『ときを止める歌声』をコンセプトに探し求め辿り着いたというadieu。主人公とヒロインの幸福な時間を止めてくれるような感覚、透明感の中に優しさとあどけなさを混在させる彼女の唯一無二の歌声と、野田洋次郎の作詞・作曲による楽曲とのめぐり合いを堪能したい。
<作品情報>
映画「ナラタージュ」
2017年10月7日(土)全国ロードショー
■STORY
大学2年生の春。泉の元に高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩のために卒業公演に参加してくれないかと誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。二人の思いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる――。
■STAFF
監督:行定勲
原作:島本理生
脚本:堀泉杏
主題歌:「ナラタージュ」 adieu/作詞・作曲:野田洋次郎
■CAST
松本 潤 有村架純
坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地/市川実日子 瀬戸康史
■公式サイト
http://www.narratage.com/music/
©2017「ナラタージュ」製作委員会
<リリース情報>
adieu「ナラタージュ」(single)
2017年10月4日(水)発売
【初回限定盤(CD+DVD)】
価格:¥1,800(税込)
【通常盤(CD)】
価格:¥1,350(税込)