連続テレビ小説「ひよっこ」がクランクアップ。ヒロイン・有村架純と磯村勇斗がクランクアップセレモニー、取材会に登壇した。
沢村一樹、木村佳乃ら演じる谷田部家の家族や佐々木蔵之介らすずふり亭の面々、幼なじみや乙女寮の仲間たちがお祝いに駆けつける中、主人公・みね子を演じた有村は「私が約1年間やってこれたのは、いつも味方でいてくれた皆さまのおかげです。今すごく自分は愛されていたんだなと実感しました」と涙ぐみながらあいさつ。
いっぽう、みね子とともにラストシーンに登場するすずふり亭の見習いコック・ヒデ役の磯村は「未熟すぎて、不安ばかりの日々でした。スタッフ、共演者の方々に支えられ、ここまで走り抜くことができました」と。
続いて「ひよっこ!」の掛け声でくす玉が割られ、父・実役の沢村がドラマ劇中で見せた“ほっぺぐりぐり”をしながら「みね子~、本当によく頑張ったな~」と有村へ労いの言葉をかけると、有村がこらえきれず再び涙を浮かべた。
また木村からの「架純ちゃんを見ていて、その姿は“初志貫徹”という言葉と重なりました。私事ですが、先日映画館に行ったら、映画の予告が全部架純ちゃんでした!」という有村の“頑張りっぷり”を称えるひと言で、さらに会場は大盛り上がり。
最後に、有村は「これからの『ひよっこ』では、みんなの思いがそれぞれの形で報われていきます。私の大好きなお母ちゃんとお父ちゃんのシーンもありますので、注目してもらえたらうれしいです」と、満面の笑みでメッセージを送った。