司馬遼太郎のベストセラー小説を映画化した「関ヶ原」の大ヒット記念イベントが行われ、岡田准一、東出昌大、原田眞人監督が登壇した。
本作はこれまで語られてきた「関ヶ原の戦い」を新しい解釈で描いている史上最大のスペクタクル・アクション超大作。8月26日(土)に公開を迎え、わずか9日間で興行収入10億円を突破。観客動員数も100万人目前と、大ヒットスタートをきっている。
先日、神田明神で行われた大ヒット祈願イベントで“鬼ヒット”を目標に掲げていた岡田は「今回僕は“鬼”をテーマにやっていますので、鬼ヒットということでこの場に立てることをうれしく思っています。東出君になりたい岡田准一です(笑)」とあいさつ。「原田監督は大人の方も楽しめる作品を作ってらっしゃると思うので、原田監督の作品にまた呼ばれることが次なる野望。今回は鬼ヒットですけど、その上に修羅ヒットっていうのがあるので(笑)、何とか修羅までいけたらなと思ってます」と次なる目標を語ると、原田監督から「じゃあ、次の現場で修羅になっていいってこと?」と聞かれてしまい、「監督の修羅は勘弁してもらいたい(笑)。これ以上怒鳴ってると現場はねぇ…でも監督の修羅も見てみたいかな?」と岡田。
小早川秀秋を演じた東出が「“さっき裏で記事になりそうな何か面白いネタないの?”って」と岡田から言われたことを明かすと、「せっかく記者の方たちが来ていただいてるからね。鬼ヒットくらいじゃ物足りないから何か欲しいんだよね」と岡田が無茶ぶり。「えぇーないよー!」と苦悶の表情を浮かべる東出に岡田は「いま、“東出スマイル”してる?業界内で有名な目は笑ってないけど、口だけ笑っているという“東出スマイル”があるんですよ!」と追い討ちを仕掛け、東出が「できるかな~」としぶしぶ“東出スマイル”を披露。「ありがとうございます。さっき僕もいつかどこかで出来るように練習するって約束したんです」と笑みを浮かべる岡田に、東出は「絶対やらないでしょ!」と突っ込んだ。
また、イベント中盤には岡田演じる石田三成の第15代目子孫である石田秀雄さんがスペシャルゲストとして登場。岡田が「三成のイメージがいい意味で変わればいいなと思って、個人的にはギリギリの三成を演じたつもり。台本にはなかったのですが、原作では“お腹が痛い”というのがあったので、たまに心の中で“実はお腹が痛いんだ”と思いながら演じていたんです。誰も気づかないだろうなと思って密かにやっていましたけど、裏テーマは『お腹痛い』だった」と明かすと、石田さんは「感じてましたよ!」とにっこり。岡田は「感じてくださいましたか!絶対に伝わらないと思っていたけど、一族に伝わる方がいらっしゃいました!」と大喜びだった。
映画「関ヶ原」は鬼ヒット公開中!
公式HP http://wwwsp.sekigahara-movie.com/