10月14日(土)に公開される『リングサイド・ストーリー』の完成披露舞台あいさつが行われ、佐藤江梨子、瑛太、有薗芳記、武藤敬司、武尊、黒潮“イケメン”二郎、亀田興毅、亀田大毅、武正晴監督、総合司会の関根勤が登壇した。
関根が司会として登場すると、会場は驚きと歓声に包まれた。格闘技への造詣が深いことで知られる関根は、本作について「随所に格闘家へのオマージュが入っていて凝っているし、それに応える瑛太さんの身体能力もすごい! 知らない人が見たらプロの格闘家だと思うくらい素晴らしい!」と太鼓判。その関根の紹介で、佐藤、瑛太らが拍手と歓声の中、リングに入場した。
4年ぶりの映画主演となった佐藤は、本作へのオファーについて「すごく面白そうな企画で、脚本も素晴らしくて、すぐに(出演を)決めました」と。武監督とは昨年末にある忘年会で顔を合わせる機会があったという。その際、武監督が安藤サクラ主演の『百円の恋』を手掛けたことから「『百円』の監督です」と紹介され、「いやいや、そんなに安くないでしょ!って思った(笑)」と思わぬ勘違いをしたことを明かし、笑いを誘った。
瑛太はパブリックイメージを大きく裏切るヒモで売れない俳優という“ダメ男”を演じているが「演じているときは僕自身はダメ男とは思ってなかったです。大胆で、ピュアで、役作りを怠らない男だと思っていました」と。また、俳優の役という点では、自身の若い頃を思い出して演じた部分もあったようで「俳優仲間と居酒屋で、グダグダと俳優論を語ったり、そういう時期が僕にもあったので…」と懐かしそうに語った。
格闘シーンに関して、瑛太自身も空手の経験があり、ジムで一緒に練習をした現役のK-1王者の武尊から「蹴りがメチャメチャ重くて効きました!」と言われるほど。武尊からは「ぜひK-1に!」と格闘界デビューのオファーも飛び出したが、瑛太は「やめときます(笑)」と照れ笑い。
さらに、スペシャルゲストとして亀田興毅、大毅兄弟が登場し、佐藤と瑛太に花束を贈呈。大毅は自身の出演シーンについて「見つけられたらすごい! まばたきで終わった(笑)」と。兄の興毅は「格闘技の裏側をこんなにリアルに描いた作品は他に知らない。これを見たら格闘技の見方が変わると思います」と称賛した。
最後に佐藤は「とっても楽しい作品なので、たくさんの人に観てほしいです!」と笑顔で語り、瑛太は「まばたきしないで見てほしいですが、特に見どころは僕!」と堂々とアピール。会場は期待を込めた大きな拍手に包まれた。
『リングサイド・ストーリー』
10月14日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国公開
監督:武正晴
脚本:横幕智裕
配給:彩プロ
出演:佐藤江梨子、瑛太、有薗芳記、田中要次、伊藤俊輔、奈緒、村上和成/高橋和也、峯村リエ、武藤敬司、武尊、黒潮“イケメン”次郎、菅原大吉、小宮孝泰、前野朋哉/角替和枝、遠藤芳正、余貴美子
公式HP:ringside.jp
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