9月15日(金)公開の『エイリアン:コヴェナント』から、38年ぶりにシリーズに戻ってきたリドリー・スコット監督の自信が垣間見える特別映像が解禁された。
『エイリアン』の1シーンから始まる特別映像で、アンドロイドのウォルターを演じたマイケル・ファスベンダーをはじめキャストたちは「彼ほど優秀な映画監督は希少だ」と口をそろえる。
リドリー・スコット監督は、11月30日で80歳となるが、今年だけで『エイリアン:コヴェナント』をはじめ、プロデュース作品の『オリエント急行殺人事件』、トム・ハーディを主演に迎えたTVシリーズ「タブー」の製作総指揮など、映画、TVで11本の作品をプロデュースし、来年以降の作品としては既に13本を手掛けることが発表されている“ハリウッドで最も多忙”な存在である。
そんなスコット監督は「『エイリアン』の世界に戻れてうれしい」と喜ぶ。続けて「続編を作るたび恐怖のハードルが上がる。常に挑戦だ。だから、今回は新しい生物を作り出した」と本作でデビューするエイリアンの第一世代ネオモーフについてコメント。別のインタビューでの「いつまでもモンスターに廊下を追いかけられるシーンを続けることはできない」との言葉を裏付けるように、ファスベンダーも「シリーズ史上最恐だよ」と明かしている。スコット監督自身も「ファンの予想を超える期待以上の作品になるだろう」と自信を見せている。
<ストーリー>
人類の植民地となる惑星オリガエ6への移住計画のために、2000人の男女を乗せて地球を旅立った移住船コヴェナント号が、航海中に宇宙空間で大事故に見舞われる。修復作業中に奇妙な電波を受信したクルーは、発信元の惑星を調査することに。やがて事故で夫を亡くした女性乗組員ダニエルズやアンドロイドのウォルターらが降り立ったその惑星は、自然環境が地球と極めて似通っていた。しかし美しい“宇宙の楽園”のように思われた未知の惑星には、あの凶暴な生命体エイリアンをめぐる恐ろしい秘密が隠されていた…。
『エイリアン:コヴェナント』
9月15日(金)全国公開
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン
配給:20世紀フォックス映画
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