歌手で俳優の福山雅治が、テレビ朝日系『トットちゃん!』(10月2日スタート、(月)~(金)後0・30)の主題歌を担当することが分かった。
黒柳徹子の半生を描く作品で、清野菜名が黒柳役、松下奈緒が母親の朝役でW主演。放送中の『やすらぎの郷』に続く同枠の帯ドラマ第2弾として、黒柳が司会を務める『徹子の部屋』((月)~(金)正午))の直後に放送される。
福山は、9月14日に最終回を迎えた同局系『黒革の手帖』の「聖域」に続くドラマ主題歌。黒柳たってのリクエストで、ドラマのプロデューサーを通してオファーを受けた。黒柳と直接会って話を聞くなどして曲のイメージをふくらませ、制作に取りかかっているという。
デビュー当時、芸能界での3つの夢があった福山。ニッポン放送『オールナイトニッポン』のパーソナリティー、フジテレビ系『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングへの出演はかなえ、最後に残ったのが『徹子の部屋』への出演だった。2013年の同番組の特番でこれを達成すると、2016年にはレギュラー回にも出演。そこでの福山との会話がきっかけで、黒柳がインスタグラムを開設したことも話題となった。
そんな敬愛する黒柳からの直々の指名に、福山は「こんな夢のようなことはありません」と感激する一方で、「この楽曲は徹子さんに『すてきだ』と感じていただかなければいけません。かつてこれほどのプレッシャーを感じるオファーがあっただろうかと、産みの苦しみと歓びの間で悶絶しながら制作に臨んでおります」と重圧も吐露。
楽曲は「徹子さんのお父様が高名なバイオリニストだったことに敬意を表し、カルテット(弦楽四重奏)をメインに編曲」したと明かし、「僕自身のキャリアの中で、ここまでのプレッシャーを体験させていただけるということを光栄に感じながら、徹子さんにお気に召していただけるよう頑張ります」と気合を入れている。
なお、福山は9月18日(月・祝)放送の同局系音楽特番『ミュージックステーション ウルトラFES2017』(正午)に出演。黒柳もコメントを寄せる。
(C)テレビ朝日