北九州発地域ドラマ『GO!GO!フィルムタウン』(BSプレミアム 10月18日(水)後10・00)の試写会が10月4日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、土村芳、藤本隆宏、朝倉あき、光石研が登壇した。
本作は、昨今、「映画の街」としてさかんに映像作品のロケ地として使われる北九州を舞台に、北九州市役所のフィルムコミッションで働く女性社員の奮闘記をコミカルに描くヒューマンドラマ。
朝ドラ『べっぴんさん』の“きみちゃん”役でブレイクを果たした土村は、本作でドラマ初主演。北九州には今回初めて訪れたそうで、「岩手の盛岡出身なので、行ったことのない地のドラマの主演に、最初は『私でいいんだろうか?』と正直思いました」と不安を明かしたが、「素敵な出会いがいっぱいあって、地域の方やフィルムコミッションの方の働く姿の魅力やエネルギーにあふれた作品になりました。初主演がこの作品で幸せです」と笑顔を見せた。
物語には、エキストラとして地元の人たちが多数登場する。土村はそのプロ意識に驚いたようで、「私が人止めをするシーンで、ちゃんとエキストラの方も“近所の買い物帰りに寄ったら撮影現場に遭遇した”という設定をご自身の中で作って、つっかけを履いてきていらして、こんな細かいところまで!?と驚きました(笑)。本当に好きで参加してくださってるんだなと思ってすごくうれしくなりました」と。
会見では、北九州出身の藤本と光石が地元トークを披露し、番組ロゴがプリントされたスタッフTシャツに身を包んだ光石は、「北九州の人はお祭り好き」とアピール。藤本は「友達がエキストラで参加してたんです(笑)。あと、僕の水泳時代のライバルのお母さんがラストシーンのエキストラとして参加してくれたり、知らないおじさんから声をかけられて、僕の父と昔同じ寮に住んでいたらしくて(笑)。不思議な出会いがありました」と明かした。
北九州発地域ドラマ『GO!GO!フィルムタウン』は、BSプレミアムで10月18日(水)後10・00放送。