舞台「グリーンマイル」が9月30日(土)より東京グローブ座にて開幕。公演前に公開ゲネプロ&囲み取材が行われ、主演の加藤シゲアキ、把瑠都、小野寺昭が出席した。
人気作家スティーヴン・キングの小説を世界で初めて舞台化。大恐慌時代のアメリカ南部の刑務所を舞台に、実直な看守と不思議な力を持つ死刑囚の心の交流を描く感動の物語。
3年ぶりの舞台出演となる加藤は「舞台のお話をもらったときはすごく楽しみだったんですけど、タイトルを見た瞬間にどういう内容か分かるのは初めての体験。まさかあの『グリーンマイル』じゃないよなって思いながら(台本を)見てみたらやっぱりそうだったので。正直知った瞬間は重責だったんですけど、台本を読み進めていくうちに舞台ならではの『グリーンマイル』になっていたので、今までに舞台化されていないのが不思議なくらい舞台にぴったりな作品だなと実感しました」と心境を語った。
トム・ハンクスが主演を務めた映画版が大ヒットを記録したということで、加藤は「一報出しが出たら友達から“シゲ・ハンクス”と呼ばれて(笑)」と苦笑いで明かすと、「映画とは全く別で、原作をベースにしているのでキャラクターも全然違うものになってる」とコメント。その中でも、大男・コーフィ役を演じる人物が気になったそうで「誰がやるのかなって思ってたら把瑠都さんっていう。斜め上をいくキャスティングだった」と驚きを隠せない様子だった。
そんな元大相撲力士である把瑠都は、本作が初舞台。「すごく楽しみだった。お客さんの前で見せなきゃいけないのは大相撲でちょっと慣れている部分もあったけど、若干違うなっていうのがようやく分かってきた」と心境を語ると、緊張は全くないそうで「とにかく自分が言うこと、やることを忘れないように“がんばると”」と笑顔を浮かべた。
また、NEWSメンバーとの話題になると、加藤は「小山慶一郎から花が届いてました(笑)。自分の名義で送ってくるってどうなんだろうと思いましたけど、前にも貰ったことがあったし、他のメンバーにも送ってることは知っていたので、彼の中では恒例なんですかね。ちゃんと自分のメンバーカラーの紫で」と仲むつまじいエピソードを披露。「みんな観に来てくれるって言ってましたけど、感想は別にいいかな~」と照れくさそうだった。
舞台「グリーンマイル」は10月22日(日)まで東京グローブ座、11月4日(土)から8日(水)まで京都劇場にて上演。
公式サイト:https://www.greenmile-stage.jp/