東野圭吾の同名小説原作『連続ドラマW 東野圭吾「片想い」』(WOWOWプライム 10月21日(土)スタート)の第一話先行上映イベントが大阪で行われ、大谷亮平と永田琴監督が登壇した。
本作では、主人公の日浦美月(中谷美紀)が所属していたアメリカンフットボール部のチームメイトで、現在新聞記者の早田幸弘を演じた大谷。撮影を振り返り「早田と僕の性格が合っていたので、スムーズに演じることができました」と話し、「僕はずっとバレーボールをやっていて、中学、高校生の頃はキャプテンだったのですが、輪の中心で熱くなるわけではなく、どちらかというと外で見守っていました。早田も一歩引いて確認するタイプなので、似ていましたね」と。さらに永田監督からアメリカンフットボールの腕前を「大谷さんはボールをキャッチするのが上手かった。余裕だぜ、という感じでやっていた」と明かされると、「いかにクールに取るかを考えていたんです。取るのだけは自信があったんですよ」とにっこり。
主演の中谷については、永田監督が「性同一性障害の役は難しかったと思います。美紀さんには筋トレとボイストレーニングをやっていただいたのですが、劇中では筋肉美を披露してくれます。ものすごく勤勉でプロ意識が高い方。完璧すぎるので、ちょっと気を抜いてくださって良いですよと思ったほどです」と絶賛するひと幕も見られた。
また地元・大阪にちなんで、大谷は「めっちゃ切ないし、めっちゃ面白いし、めっちゃ感情が沸き上がってくるドラマです」と関西弁でPR。最後に「僕は最終話を大阪に来る前に観てきましたが、自然と涙が出てきた。キャラクターの1人ひとりが素晴らしいので、先入観を持って欲しくない」と思い入れたっぷりに本作の見どころを語り、イベントを締めくくった。