鈴ノ木ユウの人気漫画をドラマ化した『コウノドリ』(TBS系 毎週金曜 後10・00)が10月13日よりスタート。
本作はリアルな産科医療の現場を描くヒューマン医療ドラマ。2015年に第1シリーズが放送され、続編となる今作は“生まれること、そして生きること”をテーマに、2年間という月日で成長した産科医たちの成長、心の揺れや葛藤などを軸に物語を紡いでいく。
放送に先駆けて行われた特別試写会&舞台挨拶には、主人公・鴻鳥サクラを演じる綾野剛をはじめ、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋らメインキャストが集結。本作の見どころなどを語った。
「生活していく現実をきちんと描いていかなきゃいけない」と本作に対する思いを明かした綾野は「そこにはたくさん大変なことが待ち受けているのでなおさら。そして、医者である我々のパーソナルな部分も描いていきます。お医者さんは神様ではありません。ご家族に寄り添い、向き合うことしか我々はできませんが、この作品を通して1人でも多くの人に響けば幸いです」とコメント。
笑顔を見せないことでおなじみの四宮を演じる星野は、「現場には赤ちゃんがいっぱい訪れてくれるので、本当にニコニコしちゃいます。でも、しのりん…あ、四宮はしのりんと呼ばれているのですが(笑)、しのりんは笑ってはいけないので、笑顔を封印しつつ撮影をしています」と苦笑いで語った。
2年ぶりの続編ということで、久々に再会した感想を問われたキャスト陣。「僕、源ちゃんの『オモえもん』とか、お源さんとか見てましたよ」と綾野が切り出すと、松岡から「それじゃないやつあるじゃないですか!TBSのやつあるじゃないですか!」とツッコミが。すぐさま「“逃げ恥”ね!」と呼応した綾野は、『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として人気を集めた“恋ダンス”の振り付けを少しだけ披露。それを見た星野も「ありがとう(笑)」と“恋ダンス”を踊ろうとしたが、松岡と吉田から「踊らない、踊らない。しのりんは踊らないよ!」と制止されていた。
また、四宮が“いつ笑うのか”という話題になると、綾野は「僕の前ではよく笑ってくれますよ」とニヤリ。「それは、“星野源”としてだからね(笑)」と照れ笑いを浮かべた星野は、「実は、今のところ笑顔(のシーン)がないんです」と現状を明かし、「今回、まだ“しのりん”って呼ばれてないんですよ。僕、小松さんに“しのりん”って呼ばれるの気に入っているので、どこかで入れてください。関係者の皆さま!』と呼びかけていた。
生まれてきたすべての人へ捧ぐ、いとおしい「命」の物語『コウノドリ』は、TBS系列にて10月13日(金)よりスタート。
■公式サイト http://www.tbs.co.jp/kounodori/