映画『リングサイド・ストーリー』のトークイベントが行われ、主演の佐藤江梨子と武正晴監督が登場した。
佐藤はイベントが始まると「実は、キネマ旬報シアターがある柏のこの高島屋ビルに、1年間、ラジオのお仕事で通ったことがあります。先ほど、こちらの劇場に私が初めて登壇する女優とのお話ききました。『聖地』を汚しているみたいで、すみません!」となぜか自虐からスタートし、観客の笑いを誘った。
武監督も「『百円の恋』『イン・ザ・ヒーロー』とこちらの劇場で映画を流していただき、トークショーもしました。普通に映画を観に来る劇場なので、今日はやっぱり新作で佐藤さんとトークショーできるのはうれしいです!」と語った。
余貴美子と親子役を演じた佐藤は「親子に見えるようにするにはと悩んでいたら、余さんがタレ目メイクをして私の目に寄せてきてくれました。すごくありがたかったです」と話した。
また、「余さんとカニを食べるシーンがあるのですが、新鮮なカニを準備してくれていたので、夕飯前ということもあり、2人で夢中になってカニに頬張っていたら、『カット!』の声とともに監督が走ってきて、映像チェックする前に私たちが食べていたカニをつまみ食いしました。それほどおいしそうに見えたようです」と撮影エピソードを暴露。武監督も「3杯カニを準備していたのですが、2人がすごい勢いでカニを食べていくし、おいしそうだったので、つい。毛ガニの食べ方は、親子な感じでした」と笑った。
また、佐藤と瑛太の共演に関して武監督は、「部屋の中の場面のリハーサルのとき、2人の佇まいや歩いている姿など空気感が抜群でした。キャスティングした時点で完成しているといってもいいくらいで、長く付き合っているカナコとヒデオが仕上がっていました」と話した。
最後に佐藤は「この作品に出演できてよかったと心から思っています。この映画がどんどん育ってくれたらうれしい。映画を観ることは、経験が増えることだと思うので、この作品を観て経験を増やしてください!」と話し、武監督は「この映画を選んでくれてありがとうございます。普段観られない世界を観ることのできる作品です。ちょっとした発見があると思いますので、そんな発見を楽しんでいただけたらと思います」と締めくくった。
『リングサイド・ストーリー』
新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか絶賛上映中
<出演>
佐藤江梨子 瑛太
有薗芳記 田中要次 伊藤俊輔 奈緒 村上和成 / 高橋和也 峯村リエ
武藤敬司 武尊 黒潮“イケメン”二郎
菅原大吉 小宮孝泰 前野朋哉 / 角替和枝 近藤芳正 余貴美子
主題歌:「消えぞこない」フラワーカンパニーズ(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
監督:武正晴
脚本:横幕智裕 李鳳宇/エグゼクティブ・プロデューサー:矢吹満 李鳳宇
プロデューサー:成宏基/音楽:李東峻/撮影:西村博光/照明:常谷良男/録音:岩間翼/美術:天野竜哉/編集:細野優理子/助監督:山田一洋
企画制作:マンシーズエンターテインメント
制作プロダクション:アニモプロデュース
製作:マンシーズエンターテインメント アービング START グローバル・リンク・マネジメント KT 彩プロ
配給:彩プロ
特別協力:M-1スポーツメディア GENスポーツエンターテインメント WALK GENスポーツマネジメント
公式サイト:ringside.jp
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