映像配信サービス「dTV」とFODで配信中の音楽番組『LOVE or NOT♪』の第6回が10月20日(金)より配信される。
この番組は、三代目J Soul Brothersの今市隆二とベッキーがMCを務める音楽番組。第6回は前回に引き続きゲストにJAY’EDが登場する。
番組は、JAY’EDの普段の曲作りの話題からスタート。「楽器などは正直あまりやらないので、トラックメイカーの方々と一緒にメロディを固めてから歌詞を書いたりします」と話すJAY’ED。
ベッキーが「歌詞は日本語と英語、どちらのほうが多いんですか?」と聞くと、「メロディー作るときは、英語のような宇宙語を入れてから、基本的には日本語で歌う」と。
さらにベッキーから「そもそもどちらの言語が話せるのか?」と聞かれると、「英語も話せるのですが、日本語のほうが楽ですね。一応しゃべるのが楽なのは日本語」と語り、ベッキーは「同じハーフ感だ!」と盛り上がる。
自身の曲の中で好きなラブソングについて聞かれると、『最後の優しさ』を挙げ、「失恋ソングなんですけど、男性目線から言うと自分の大好きだった人と別れてしまうが、本当は別れたくないけど、その人には次の人がいて、もっともっと自分よりも輝かせてくれる人だから、自分の弱さも見せずに送り出す、男性のジレンマを描いた曲」と話した。
それを聞いた今市は「(JAY’EDの曲の中で)一番好きな曲ですね」と語り、「(JAY’EDの)パーソナリティを聞いて、聞き直すとJAY’EDさんそのものの曲だ、と気付いた」と。また、「がつがついかない、好きでたまらないけど、でも相手には大切な人がいて、告げられても『いや、俺が』とは言わずに、受け入れるのが最後の優しさという曲にJAY’EDさんらしさがあり、より一層好きになった」と語った。
ベッキーが「恋をすると楽曲に影響が出たりしますか?」と質問すると、今市も「ちょっとJAY’EDさんの恋事情聞きたいですね」と。JAY’EDは「久しくそんな気持ちになってない」と考えながらも「うまくいっていないとき、ダークな曲が多いかもしれない」「歌いたい内容が一気に暗いものになる」「その時の心情でセットリストが変わるかもしれない」と明かした。
ベッキーは今市にも「恋をしたことによって歌のパフォーマンスに影響が出ることがありますか?」と質問。今市は「ありますね。すべてが変わりますね」と恥ずかしそうに答え、「何歌うにもその人のことを考えます。何かと当てはめてしまいますね、音楽以外にも映画とかでも…そういうタイプですね」と自身の恋愛観を披露。ベッキーは「結構(恋愛に)入り込みますねー。なんかかわいい!そういう人のほうがうれしい。仕事中考えないという人よりいい!!」と。
今市がベッキーにも同様の質問をすると、ベッキーは「考えますよね。生放送やっていてもCM中とかも考えちゃう、なにやってんのかな?とか」と語った。
また、自身の曲の中で好きな曲についてJAY’EDは「ソロ曲で言うと、『Here I Stand』が一番好きだ」と話し、理由として「この曲が一番、今の自分自身を表している曲だと思っています。いろんな仲間たちと出会って、もう一度立って音楽と向き合えている、そういう気持ちも自分自身の中でもあるので、今までの曲の中で一番、自分にしっくりくる曲だと思っている」と。
この曲の作詞を手掛けたのはATSUSHI。その経緯についてJAY’EDは「トラックのほうは、さかいゆうさんに書いていただいて、デモを聞かせながら、自分の今の思いや歌詞にある言葉を全部伝えた上で、この曲が掛かった瞬間に『分かった。もしよかったら自分に書かせてくれないか、この思いを書きたいんだ』とATSUSHIが語った」と秘話を明かした。
一番ぐっときた場所を聞かれたJAY’EDは「そのもの全部なんですけど…」と本気で悩みつつ、「どことなく感じるATSUSHIからのエールが入っていて、ここからは自分で頑張らなければいけないよ、と背中を押してくれるようなメッセージが入っているところ」と語り、ベッキーも「キレイ過ぎない、『頑張れ』だけではない、現実を歌ってくれているような歌詞のように感じます」と共感。JAY’EDは「『Here I Stand』は今後の人生の中でも歌っていく曲」と話した。
さらに番組では、恒例の“ラブなもの”についてJAY’EDが語るほか、“ジム”にまつわるほほ笑ましいエピソードなどが語られた。
「TODAY’S LOVE or NOT♪LIVE」では、JAY’EDがニューアルバム「Here I Stand」の収録曲『Here I Stand』を披露する。
<コメント>
◆JAY’DEさんが音楽に興味を持たれたきっかけが、高校時代に進路で悩んで…という話が、すごく面白かったです。
今市:普通はカラオケとかで歌って、誰かに「うまいね」とか言われてアーティストになる夢を抱くと思うけど、JAY’DEさんはアーティストを見て「これやりたい!」と思って、そこでやっちゃうところが変わってるし、でもそこでできちゃうところがJAY’DEさんらしいし、そのへんの話も聞いてて面白かったですね。
◆今市さん自身は音楽、とくにブラックミュージックやR&Bに惹かれたきっかけは?
今市:ブライアン・マックナイトですね。洋楽の入口が彼の「One Last Cry」という曲で、そこから洋楽を聴くようになりました。高校生くらいですね。
◆JAY’DEさんとのコラボについてもお聞きします。トークではJAY’DEさんから「時間が多いわけではない中で、誠実に曲に向き合ってくれた」というコメントがありましたが、どんな思いで臨んだんでしょう?
今市:普段、三代目だと歌の部分もそうですが、ダンスとかパフォーマンスで見せる部分もすごく重要視されるんですがJAY’DEさんはもともとシンガーとしてファンだったし、その方とご一緒できるということで、まず歌と歌で向き合いたいという思いがありました。なのでJAY’DEさんのデモもすごく聴きましたし、自分もボーカルですので、言えることはどんどん言っていこうと。ボーカリストとして挑ませていただいたという感じです。
◆トークでは、コラボの実現に際して、互いに謙虚に「(一緒にやらせていただいて)いいんですか?」という感じで距離を縮めていった様子が語られていました。そんな2人を目の当たりにして、ベッキーさんから見てあらためてこの2人ならではのコラボの魅力はどこにあると思いますか?
ベッキー:なんでしょうね? 純粋に歌がうまい2人のコラボってすごいことだし、JAY’DEさんって女性とコラボしてるイメージが強かったんですよね。
今市:確かにそうですね。
ベッキー:そこで才能あるメンズのボーカリスト2人が歌ってるってそれだけで豪華で素敵ですよね。でもホント、お互いに「いいんですか?」「いいんですか?」って感じで(笑)。「自信持ちなよ!」って言いたくなっちゃう(笑)。
◆初対面でもないのに。
今市:たしかに(笑)。
ベッキー:この謙虚さを見習おうと思いました。
dTV×FOD MUSIC PROGRAM『LOVE or NOT♪』第6回
10月20日(金)1:00よりdTV、FODで配信
『LOVE or NOT♪』公式サイト:http://video.dmkt-sp.jp/ft/s0000684
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