映画「探偵はBARにいる3」のジャパンプレミアが10月24日(火)、東京・T・ジョイPRINCE品川で行われ、レッドカーペットに大泉洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、リリー・フランキー、吉田照幸監督が登壇した。
本作は、北海道の札幌・ススキノを舞台に、その街の表も裏も知り尽くした探偵とその相棒の活躍を描く人気シリーズの最新作。
主人公・探偵を演じる大泉は、「沿道の皆さん、ありがとうございます。皆さんの声援、ありがたく受け止めております。大泉洋、大泉洋でございます」と選挙演説さながらのあいさつでさっそく場を和ませ、「つい昨日まで北海道で仕事をしていたんですけど、見事な晴天で。私がここに近づくにつれてもくもくと曇ってきて、見事な曇天の中、私らしい天気になりました。私らしい天気のもとジャパンプレミアができるのが大変うれしく思っています」と。探偵の相棒・高田を演じた松田は「前作から4年が経っているので、もう一度『探偵って何だろう』と考えてイチから作っていった感じです」とコメントした。
ヒロインの謎の女性・岬マリを演じる、シリーズ初参加の北川は「大好きなシリーズに参加できるということで、撮影前から楽しみでした。本当はスリムでなきゃいけない役なのに、北海道でおいしいものをたくさんいただいて、大泉さんとお食事したりして、ちょっと太りながら楽しく撮影させていただきました」と。劇中では拳銃を撃つシーンがあったそうで「初めて拳銃を持ったんですけど、本当に気持ちよかったです(笑)」と笑顔を見せた。
札幌で暗躍する北城を演じるリリーは、撮影現場の裏話として「洋ちゃんにいろんなことを教わりたいなと思って“探偵をBAR”に誘ったのに、(大泉が)30分で寝ちゃった」と暴露。大泉が大笑いする中、「普通のBARじゃ寝るのかな?と思って次の日バニーが働いてるBARに行ったのに、そこでもあなた寝ましたよね。“探偵はBARで寝る”じゃないですか!」と容赦ないリリー。大泉は「バニーがいるBARに行った話言うのやめてもらっていいですか!(笑)」と大慌てだったが「眠くなるんですよ。お酒に弱いから」と付け足していた。
イベントの最後には、「大泉が東京に初雪を降らせる」企画も。大泉はアナウンスを受け、突然、空を仰いで「ダアアアア!!」と大絶叫。残念ながら(?)大泉にパワーが宿ることはなく、予定どおりお立ち台の上からホースで雪を噴射。観客やキャストに雪が降りかかり、あまりの威力に大泉も「これ、紙かと思ったら本物なんですね」とびっくり。濡れたゲストを「寒いよね?…ひどい話」と気遣うひと幕も。
フォトセッションでは、大泉たっての希望ということで、1人だけピンマイクをつけて参加という異例の事態に。大泉は多くのフラッシュを浴びながら「フォトセッションでしゃべれないのがストレス。マイク使えんのすげーうれしい」「徐々に左ね、はい」「松田さんもうちょっと笑ってください!」と、最後までしゃべり倒していた。
映画「探偵はBARにいる3」は、12月1日(金)公開。