Vシネマ「宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー」(発売中)のDVD発売記念イベントがアニメイト池袋本店で行われ、サソリオレンジ/スティンガー役の主演の岸洋佑、シークレットゲストとしてオウシブラック/チャンプの声を担当する大塚明夫が登場した。
本作は現在放送中の『宇宙戦隊キュウレンジャー』(テレビ朝日系 毎週(日)前9・30)のスピンオフ作品。岸演じるスティンガーを主人公に、謎の女性ミカ・レーツとの出会いや、兄・スコルピオとの知られざる過去、チャンプとの友情などが描かれる。
集まったファンの黄色い声援に包まれて登場した岸。「きょうのスペシャルゲスト、びっくりしますよ!?」と、早速大塚を呼び込み、チャンプの声で大塚が登場。さらなる熱気に包まれながらトークセッションがスタートした。
相棒同士と知られるスティンガーとチャンプ。2人はお互いのキャラクターの魅力について「スティンガーの魅力はツンデレでしょ~。それがおかしな扮装をしたりイジられたりするのがお客様の琴線に触れるんだと思う(笑)」(大塚)、「チャンプは見てくれは怖いけど、包容力があって安心感がスゴい。だから(スティンガーは)甘えてツンツンしちゃうんだと思う。小太郎にはデレデレですけどね(笑)」(岸)と。
「どんなキュータマがほしいか」という質問には、「時を止めたいので、トケイキュータマとかいいですね」と大塚。続けて「有馬記念が…」と補足した大塚に、会場の大きなお友達は大爆笑。間髪入れず岸が「明夫さん、ダメですよ!(笑)」とツッコミを。大塚の自由なトークはとどまるところを知らず、「どうしてもフタゴキュータマがほしい。片方は仕事で、もう片方は寝続けたい」と熱望する岸に、「誰と?」と鋭い一撃。焦りつつも「そういうの全然大丈夫です」とノリノリの岸だったが、「皆さんはどうでしょう」と客席を見渡すと案の定、子連れママからバツのハンドサインが出され、大人トークは幕引きとなった。
イベント後に行われた囲み取材で岸は「明夫さんがこうして登場していただける機会って少ないと思うので、お客さんが喜んでくれたのがうれしかったです。明夫さんと一緒に出られて幸せでした」と笑顔。大塚も「僕は普段テレビに写っているわけではないので、ちびっこが『誰だろう、このおじさん』ってなっちゃうことがちょっとかわいそうだったけど(笑)、チャンプの声色を使えば、やっと『あっ!』ってなってくれて。それが楽しい」と。
挿入歌「一輪の影」をイベントで初披露した岸は、「まだお客さんの前で歌ったことなかったので緊張しました。これはもともと17歳から歌ってた曲で、今回作品のために歌詞を変えたんですが、マシコ(タロウ)さんが素敵な楽曲を作ってくださったので、ちゃんと表現できたらいいなという気持ちで歌わせていただいて。お客さんがどんなことを思ったのかすごい気になります」とコメント。大塚は「岸君が歌った後は、お客さんがみんなお風呂上がりみたいになってたよ(笑)」と、ユニークな言い回しで会場の様子をレポートしていた。
作品の反響については「いろんな人から『オリコンランキングに入ってるじゃん!』って言われたのがうれしかったです。曲もiTunesランキングに入っていてうれしくて」と顔をほころばせた岸。メンバーの中では特に榊原徹士が喜んでいたようで、「ランキング更新の時間までずっと待ってくれて。何度も更新しながら、ランクインした瞬間に『入ってるよー!』って言ってくれたのがうれしかった」と仲間とのエピソードを明かした。
本編の撮影も残りわずか。岸は「スティンガーのチャンプのかかわりを見て『Vシネマも見てみたい』と思ってもらえるように、残りの撮影も改めて頑張りたい」とあらためて決意表明。大塚も「(Vシネマを)見た人が感染して、広めてくれるのを祈るばかりですね」と期待を込めた。
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