福田雄一監督が映画『斉木楠雄のΨ難』のロケ地となった栃木県足利市のユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかがで、舞台あいさつとQ&Aを実施した。
◆監督ご出身の栃木県ですが足利市での撮影はいかがですか?
実は、今まで足利にはあまり来たことがありませんでした。栃木県民だけどあまり他の場所に足を運ばないんですよ。みんなもそうですよね?小山(監督の出身地)とかいきます?(笑)
映画を観てお分かりかと思いますが、夜のシーンないので、毎日賢人くんとカンカン(橋本環奈)たちとかなりご飯を食べに行きました。足利で最も愛して止まないのが、餃子ですが、焼き肉も寿司もいろいろ食べましたよ。
◆出演者の中で最も面白かったのは?
みんな面白かったですが、ギャップと言う意味では橋本さん。こんなことをやってくれる女優さんはいないですよ。(会場の人に意見を求めて)だって、みんなもあんなこと(振り切った演技)はできないでしょう?橋本さんは映画の公開後に初めて映画を観たのですが、自分でも「頑張ったな」と思ったそうですよ。
◆今後キャスティングしたい人は?(ムロツヨシさん好きの小学生からの質問)
ムロツヨシは今後もどんどんキャスティングしていきますよ。一生涯、僕の映画には出る契約なので(笑)。
『女子ーズ』という映画で、全くスケジュールの合わないのに、「どうしても出たい」と言うので、「明日、電車のシーンがあるから出る?」と台本にもないのに、出ることになったんですよ(笑)。
今後も使っていきます。
◆山﨑賢人さんは撮影現場ではどういう人でしたか?
皆さんが思っているままの印象だと思いますが、「天然」という言葉で片付けていいのか分からない面白さがあります。狙ってないので、発言が神がかっていてすごく面白い。とにかくかわいくて仕方なくて、かなりかわいがりましたよ(笑)。
毎日ロケが終わった後に、一緒にご飯を食べていました。山﨑さんが早く終わると帰ってもいいのに、モニター横でちょこんと座って待っててくれるんですよ。でもある日、僕がロケで足利から離れた場所で夜遅くまで撮影していて、ご飯が一緒に食べれない日があったんです。その日はさすがに1人でご飯食べているんだろうなぁ、と思っていたら「監督、ホテルで待っています」と女子からもらったら相当うれしいメールをもらいました(笑)。
キュンとしちゃいました。懐に入ってくるかわいらしさがあるんですよね。
映画『斉木楠雄のΨ難』
公開中
出演:山﨑賢人 橋本環奈
新井浩文 吉沢亮 笠原秀幸/賀来賢人 ムロツヨシ 佐藤二朗
内田有紀 田辺誠一
原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
脚本・監督:福田雄一
音楽:瀬川英史
主題歌:ゆず「恋、弾けました。」(セーニャ・アンド・カンパニー)
制作プロダクション:プラスディー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース
公式サイト:saikikusuo-movie.jp
©麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会